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ノースキルでニートだった私が
1年で海外就職に成功した件について語ります。

  • 日本の平均年収って先進国の中でも低いよね...
  • このまま漠然と日本でしか働けない状態でも大丈夫なのかな...
  • 海外で働いてみたいな...
  • でもノースキルで別に優秀でもないし、どうしたらいいんだろう...

そんな過去の私のような
人生の迷子のためにこの記事を書きました。

こんにちは、会計たぬきです。

就活に失敗し、大学卒業後ニートをしていましたが、
今ではシンガポールの監査法人で働いています。

  • 金融国家シンガポールだけあって、この国に集まってくる企業は様々で刺激的。
  • もちろんコミュニケーションはすべて英語。
  • 近辺諸国に出張することもあるから、「グローバルに働いている!」と実感することが多い。
  • おまけに有給とかは割としっかりしてるから、忙しくない時期は普通に1か月休暇とれたりする。

といった感じで、成長を感じる日々を過ごしています。

私がノースキルのニートから
どのようにシンガポールで就職することに至ったのか

そこについて話します。

ノースキルのニートがどのようにして海外就職に成功したのか?

大学中は特にアピールできる活動もせず、誇れる能力や資格も特になかった。
就活はしてたものの、見事に全滅し、そのまま大学卒業してた。

ここに無事ニート誕生。

田舎の実家に戻って、就活惨敗の傷を癒すべく、だらだら過ごしてました。
はい、ただの言い訳でした。

毎日だらだら過ごしていたのですが、ある日母親から
「今の時代は一つの企業で一生働くってことはないだろうから、
自分で食べていけるように資格をとってみたら?」と提案されました。

なるほど。

特に自慢できる能力がないから、
資格をとれば、それがアピールになるかも。
と、その時は安直に思ってましたね。

自分で食べていけるような資格...

公認会計士、税理士、弁護士...

この時はこのくらいしか思いつきませんでした。
どれも難易度が高い。合格までにめちゃくちゃ時間かかりそう...

ちなみに、合格するのにかかる時間の目安は、

  • 公認会計士が3500時間
  • 税理士が4000時間
  • 弁護士が8000時間

と言われています。

そこで一気に冷めて、資格を取るのは諦めましたね。

海外で就職する先輩にぶん殴られた話

久々に地元に戻ってきたのもあって、
地元にいる知り合いの人たちと会う機会があった。

久しぶりに会う友人とご飯に行く機会があって、
お互いの近況報告をしたりしてた。私はニートだったけど。

それで、その時たまたま
私の人生を変えるきっかけとなる人にあった。

その人が私のキャリアの原点で、
私が海外に出るためのヒントをくれた人。

同じ高校出身だったんだけど、
少し年が離れてて、
当時は社会人になって3年くらいになってた先輩。
その時、たまたま地元に戻ってきてた。

最初はご飯食べながら、
なんてない話をしてたんだけど、
その人が「資格とって、海外での就職が決まった」みたいな
話をしたから、かなり食いついた。

【たぬき】
海外での就職が決まったって、
なんの資格をとったんですか?

【先輩】
会計士の資格だよ。

【たぬき】
会計士ってコスパ合わなくないですか?
めちゃめちゃ勉強に時間かかりませんでした?

【先輩】
あー。自分がとったのはUSCPA(米国公認会計士)だから、
1年くらいでとれたよ。しかも仕事しながら。

【たぬき】
USCPAってアメリカの公認会計士ってことですよね?

英語でしかも専門知識がいる資格ってハードル高くないですか?

【先輩】
そうそう、アメリカの公認会計士!
でも、ぶっちゃけ英語のレベルはそんなに必要ない。
中学~高校の基礎が理解できれば、問題ないよ。
試験は文章だけだから、スピーキングが苦手な日本人でも全然合格してる人いる。

それに、会計の知識が必要っていっても、
日本の税理士とか公認会計士の試験で必要な知識量じゃないから、
勉強すれば、合格ラインには普通に届くよ。
合格率とか50%くらいあるしね。

【たぬき】
そんなに合格率高いんですか?
日本の会計士試験みたいに10%くらいかと思ってました!
USCPAてことは、先輩の転職先はアメリカなんです?

【先輩】
でも、自分が行くのはアメリカじゃなくて、カナダ。
USCPAってアメリカ以外の国でも働ける国がいくつかあって...

~~回想はここまで~~

バゴン!!

バットで頭をぶん殴られた気分でした。

そんな資格があったのか!
USCPAなんて知らなかったんですよね。

USCPAについて調べてみると、
USCPAコースを提供している予備校があるとのこと。

予備校はいくつかあったので、
とりあえずそっこーで全部から資料請求をしました。笑
(予備校に関しては後でまたお話します。)

その中から良さそうな予備校を選んで、
すぐに申し込みましたね。

授業料50万くらいしたけど、
本気で人生変えるつもりだったから、
もうやってまえ!という感じで。

貯金全然なかったので、
母親に借金しました。

まじ頭大丈夫か自分。
でもグッジョブや。

たった9ヶ月でUSCPAに合格して念願の海外就職

予備校に入ってからは、めちゃくちゃ勉強した。

といっても、予備校のカリキュラムに沿って、
着実に問題を解いていく感じです。

専門用語を英語で覚えたり、
会計の勉強したり、
予備校のカリキュラム通りにやった。

結果は思ったより順調に出たと思います。

予備校に入ってから3か月後に受けた
最初の科目を合格して、
そのまた3か月後に受けた2つ目の科目も
無事合格。

USCPAの科目は全部で4つあるんだけど、
6か月目で半分クリア。

正直調子乗った笑

だって6か月前までは、
自分には何のスキルもないニートだったから。

結果、9か月目に2科目を受験したんだけど、
無事に合格することができた。

晴れてUSCPA全科目合格。

そこからは予備校が提供する
キャリアサポートに登録したり、
転職サイトに登録したりして、
就活してた。

就活の面接のときは、
USCPAが履歴書に書いてるから、
私には英語力と会計の知識があると思ってくれるんですよね。
(もちろん最低限の英会話は練習していましたが)

結果的に今ではシンガポールの監査法人から就職のオファーをもらったので、
シンガポールに移住って感じです。

USCPAの何がよかったかって、
勉強してるときはかなり時間をかけたけど、
終わってみると他の資格と比べて
圧倒的に勉強時間は少なかったところ。

日本にはいつでも戻れるから、
今はできるだけ海外でチャレンジしてみたい!
という気持ちが強い。

海外で就職するだけじゃなく、
自分の市場価値を高める方法として、
圧倒的な時間のコスパと、
利用性の高さ
USCPAの魅力だと思うんですよね。

USCPAのおかげで
自分の人生はかなり大きく変わったと思うし、

自分の周りにいる他に海外に出てる日本人を見ても、
着実にステップアップしている人の中には
USCPAを持ってる割合は多いですね。

だから自分的にはUSCPAは
コスパの良い最適解だと思っている。

そう、だからこそ
大学卒業しても、うまく能力を発揮できずに
くすぶっている人が
もったいないと感じる。

せっかく大学受験をして、
大学を卒業までできたのだから、
あとはきっかけさえあれば
もっと自分を活かせる可能性が広がるのになって。

ほんとそういう
迷っている人
力になれればなって思うんです。

(こんなマイナーな記事をここまで読んでくれる人はかなり本気ですよね?)

追伸

勉強してみてわかりましたが、
独学でUSCPAを短期合格は難しいだろうな
と思います。

無駄な時間をかけずに
短期合格を狙うのであれば、
予備校を利用するのがおすすめです。

私が利用したのはアビタスでした。

以下の記事でアビタスについて解説しているので、
ぜひ見てみてください。

私にとってはアビタスが最適でしたが、予備校はどこでもいいと思います。

料金やカリキュラムが自分に合っているかどうかで決めると良いですね。

以下の記事で、4つの予備校について比較してますので、
ぜひこちらも参考にしてみてください。