USCPAの予備校を比較【あなたに合う予備校をご紹介】
困るたぬき

海外で働いたり、外資系企業に就職したいから、米国公認会計士(USCPA)の資格を取ろうかと考えています。
色んな資格予備校があるけど、結局どこがいいのか分かりません。予備校選びで失敗したくないので、すごい迷ってます。。。

今回はこんな疑問にお答えします。

本記事の内容と私の経歴は以下の通りです。

本記事の内容

・USCPAの予備校を比較
・失敗しない予備校選びのためのポイントを解説

この記事を書いている私の経歴

・USCPA合格後、新卒としてシンガポールの中堅監査法人に就職。3年間ほど勤務。
・その後転職し、現在はシンガポールで経理関連の業務を中心にバックオフィスの仕事。

私も予備校を利用して、USCPA試験全科目を1年で合格しました。

その経験も踏まえてご紹介していきます。

2020年10月時点でのデータをもとに、以下のポイントを考慮して予備校を紹介していきます。

本記事で紹介する予備校のポイント

・USCPA初学者向け
・国内外問わずに利用できるコースがある
・Web学習も可能

私のように「家から出るのが面倒な方」でも自宅で学べる環境が提供されるのか?という観点から選んでいます。

USCPAの予備校を比較

今回ご紹介する予備校はアビタス、TAC、プロアクティブ、大原の4つです。

早速、4つの予備校をまとめた表をご紹介します。

予備校名アビタスTACプロアクティブ大原
コース名:受講料ライトパック:569,000円(税込)+入学金11,000円

フルパック:768,500円(税込)+入学金11,000円
総合本科生:
485,000円(税込み)+入会金11,000円

総合本科生Plus:
565,000円(税込み)+入会金11,000円
eラーニング:
240,000円(税別)+入学金10,000円(税別)

通信コース:
350,000円(税別)+入学金10,000円(税別)
映像通学:
521,400円(税込み)+入学金6,000円(税込み)

Web通信:
499,400円(税込み)+入学金6,000円(税込み)
教材
※1
教材:オリジナル教材(日本語ベース)

問題集:AICPAリリース問題(過去問)※2
教材:TACテキスト+Becker(日本語英語併記)

問題集:約6600問の過去問ベースの問題
教材:オリジナルテキスト(英語の書き込み式)

問題集:約9000問の過去問
教材:Roger(英語テキスト)+日本語のレジュメ(要約)

問題集:6000問を超える過去問
講義回数67回79回※396回
講義時間188時間※3300時間※3
質問回数メール質問無制限


土日どちらかに約2時間の質問教室あり
メールで質問可能:本科生コースの場合、50件/科目


定期的に渋谷校、新宿校にて講師が1対1で質問に回答
学習の質問可能
(質問方法に関する情報なし)
メール質問無制限
サポート期間受講サポート5年(無料)24ヶ月教室フリーパス(2年間受講無料)

5年間継続再受講制度(有料)
受講サポート5年(無料)受講サポート1年半(無料)
受験資格取得プログラム(単位取得)カリフォルニア州立大学イーストベイ校との提携
会計:29単位
ビジネス:24単位


値段:コース受講料に含まれる。ただし、追加単位取得は1科目あたり24,200円
フルパック:最大53単位まで含まれる
ライトパック:約15単位まで含まれる
イリノイ州ブラッドリー大学との提携
会計:33単位
ビジネス:24単位


値段:1科目あたり24,000円(税込み)
総合本科生(Plus)を申し込む場合は、25%OFFで18,000円(税込み)


ただし、単位認定試験受験費用として、以下の費用が発生。
・ブラッドリー大学入学金7,000円
・ブラッドリー大学成績証明書発行手数料2,500円
グアム大学との提携
会計:36単位
ビジネス:24単位


値段:1科目3単位ごとに$250
提携校の情報はなし。
会計:18単位
ビジネス6単位


値段:1科目3単位ごとに19,800円
単位認定試験の受験場所Web
・アビタスの校内(新宿、大阪)、自宅
日本全国のピアソンVUEテストセンター、ニューヨーク会場(5月、11月の年2回)、ロサンゼルス会場(2月、8月の年2回)Web
・自宅
※3
その他サポート・USCPAライセンス取得サポート
・転職支援サービス
・USCPA用の求人情報あり(TACキャリアエージェント)・USCPAライセンス取得サポート
・転職サポート
・就職、転職サポート
支払方法・クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners)
・現金
・銀行振込
・学費ローン
・クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners)
・銀行振込
・ペイジー
・クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners)
・現金
・銀行振込
・PayPay
・教育ローン
・クレジットカード(MUFG、DC、UFJ、NICOS、VISA、MasterCard)
・現金
・デビットカード
・銀行振込
・教育ローン
実績合格者数4337名(2021年2月)未公表未公表未公表

※1:講義はどの予備校も日本語。大原は英語の講義もあり。
※2:AICPA=米国公認会計士協会
※3:情報なし

以下、4つの予備校の特徴、強み、弱みをそれぞれまとめていきます。

アビタス

<特徴>
・初学者でも利用しやすいコースを提供
受講生の7割以上は会計初学者になります。
・9ヶ月で合格レベルに到達できる効率的な独自教材を使用
問題集は、AICPAがリリースする過去問を使用しています。

<強み>
・テキスト、問題集、講義の全てのコンテンツがトピックごとに「ユニット番号」で紐付けられている。
分からないところや該当箇所を参照する時間が短縮できる。
・少ない講義数で効率的に学ぶことに特化。
講義数が67回(188時間)という4つの予備校の中で最も少ない。忙しい社会人の方でも、少ない時間で成果を得るように構成されている。

<弱み>
・今回紹介する4つの予備校の中で一番受講料が高い。
しかし、コース受講料に最大53単位まで含まれるので、追加単位の取得が多い方にとってはむしろお得。
無料説明会に参加された方には割引特典が頂けます。
・校舎が東京(新宿、八重洲)と大阪の3つしかない。
このエリアにアクセスできない人にとってライブ講義を受けるのは難しいかと思います。
しかし、入会時にe-ラーニング全ての科目が視聴可能です。移動時間を考えるとe-ラーニングのほうが効率的に勉強でき、より自分のペースで進めることができます。

アビタスに関しては以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
»【USCPA予備校アビタスのまとめ】

TAC

<特徴>
・TACxBeckerのコラボ教材
Beckerとは米国のUSCPA予備校です。60年以上の歴史があり、ビッグ4監査法人を含む米国のトップ100のうち99社と提携している実績を持っています。

<強み>
・講師陣が豊富
TACのUSCPAコースには12名もの講師がいます(2020年10月確認時)。他の予備校よりも圧倒的に講師の数は多いです。
さらに、日本人が苦手であろうWritten Communication(英語の筆記試験)対策のためのネイティブ講師までいます。
・見た目も中身も本試験とそっくりのBeckerのOnline演習ソフト
BeckerのOnline演習ソフトで試験本番の対策ができます。事前に演習ソフトで試験の流れや進み方を知っておけば、本番でパニックになるリスクは減ります。

<弱み>
・受講期間が2年(その後の再受講は有料)
しかし、2年で合格できるほどの十分に試験範囲を解説されたテキストと豊富な問題集が用意されています。
・単位取得試験はその都度試験会場に行く必要あり
試験会場は全国にあるピアソンVUEテストセンターになります。
事前に本試験会場と同じ雰囲気を体験することができるので、むしろアドバンテージです。

プロアクティブ

<特徴>
・日本人講師のきれいな英語の発音
講義でちょいちょい挟んでくる英語がインパクトであり、テンポの良い講義です。
「聞いて!」とちょいちょい挟むことで、良いタイミングで注意を引きつけてくれる飽きない講義になっています。

<強み>
・約9000問の過去問演習
圧倒的な量で試験対策ができます。また、量をこなすことで、自信もつくので、試験に対するメンタル面での対策にもなります。
・圧倒的にリーズナブルな受講料
追加単位の取得が不要な場合、今回紹介する4つの予備校の中で最も受講料が安いです。

<弱み>
・テキストはほぼ英語で書き込み式
しかし、本番の問題文は英語なので、勉強の時から慣れておくことができます。
講義自体は日本語と英語を織り交ぜたものとなっており、講義で英語が聞き取れなかったり、分からなくても既に書き込まれたテキストもダウンロード可能です。

・少ない講師陣
講師の数は2名です(2020年10月時確認)。
しかし、インパクトある講師なので、相性が合えばあなたの受験に心強いパートナーになってくれます。

大原

<特徴>
・歴史の長い予備校
1957年に大原簿記学校を開校し、古くから続く歴史ある学校法人。今回紹介する4つの予備校の中で、最も歴史ある学校。

<強み>
・合格率91%を叩き出すRoger CPA Reviewとのコラボ。
高い合格率を叩き出しているテキストを使って学ぶことは心強いです。
・英語x日本語のハイブリッド・スタディ
英語と日本語の2つの講義を用意されており、学習の段階から本番に向けての英語に慣れるための準備がされています。

<弱み>
・英語テキストでの学習がメイン
Roger CPA Reviewのテキストを使用するので、英語での学習がメインになります。
逆に言えば、本番の英語での試験に向けて、英語に慣れておくことができるということになります。
日本語のレジュメがあるので、英語に不安がある方でも大丈夫です。
・Roger講師の英語での講義には日本語字幕なし
Roger講師の講義は英語なのですが、日本語での字幕は付いていません。
ですが、英語字幕はあります。また、サポートとして日本語での講義もあるので、英語で全て分からなくても補完はできるようになっています。

失敗しない予備校選びのためのポイントを解説

USCPAの取得がステップアップへの自己投資とはいえ、実際にお金や時間はかかります。

相当のエネルギーを費やさなければ合格が難しいことは、この記事を読んでいるあなたなら理解されていると思います。

そのため、ここでは予備校選びを失敗しないためのポイントをいくつか紹介します。

<ポイント1:予備校の特徴が自分に合っているかどうか?>

予備校ごとに特徴がありますので、あなたの特性に合った予備校を選ぶことは重要です。

USCPAを獲得するための自己投資金額は小さいものではありません。
ですが、だからといって受講料の金額だけで予備校を決めてしまうのはあまりにも危険です。

ゴールは試験合格なので、最後までやりきれる予備校を選ぶことが大事なのは言うまでもありません。
自分の現在の状況、性格などを考慮し、合格するための予備校を選ぶことは大切です。

できれば、セミナーに参加してその予備校の雰囲気を実際に味わってみることがベストです。
その結果として、自分が最後までやりきれそうな予備校を選択することをオススメします。

<ポイント2:試験範囲の変更に素早く対応できるか?>

会計基準、監査基準、税制の変更は毎年ありますので、その変更に素早く対応できる予備校だと安心ですよね。

予備校が常に情報のアンテナを張り巡らし、受講生にタイムリーに情報を提供できることは大切です。

あと数点が合否を分けることもありますので、予備校が試験範囲の変更に素早く対応できるかどうかは重要なポイントになります。

<ポイント3:様々なデバイスでの学習が可能か?>

「紙媒体だけでなく、PCやスマホでスキマ時間にも勉強できるように対応できているかどうか」があなたの合格への鍵を握っていると言っても過言ではありません。

現代はITが発達してますので、紙ベースでの勉強だけに固執する必要はありません。

様々な形でインプット、アウトプットを効率よくできれば、それだけ合格まで最短距離を進むことができます。

ちょっとした待ち時間や通勤時間などに勉強すること。
それをコツコツ3ヶ月続けるだけでも、大きな積み上げになります。

まとめ:自己投資分は余裕で回収できる

以上、4校のUSCPA予備校をまとめてみました。

会計やビジネスの追加単位取得の費用や受験料を含めると、どの予備校も約50万~100万円かかると思います。

ですが、実際に合格し、スキルを身につければ、自己投資分を簡単に回収できることは転職市場のデータから見ても明らかです。

実際にUSCPAを活かした仕事に就いた場合の平均年収を見ていきましょう。

以下のデータは、転職サービス30年以上、累計登録者数540万人の転職サービス「dota」さんのデータを参考にまとめたものです。

専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)の平均年収【2019年】

全体:574万円(生涯賃金2億8581万円)
20代:475万円
30代:608万円
40代:635万円
50代以上:773万円
(参照元:dota

以下は、多国籍企業とのグローバルな人材をつなぐ日本トップクラスの人材紹介会社「en world」さんのデータを参考にまとめたものになります。

日本国内で働くUSCPAの平均年収

監査法人:約500~600万円(シニアクラス800万円以上)
コンサル企業:約500~700万円(有名・大企業800万円以上)
外資系企業:約400~600万円(マネージャー1000万円以上)
一般企業:約300~700万円(マネージャークラス900万円以上)
(参照元:en world

次に、USCPAを取得した場合の年収の上昇幅になります。

USCPAを取得して監査法人に就職した場合

一般的な新卒の初任給:約20万円(月収)
監査法人の初任給:約30万円(月収)

一般企業の中間管理職(40歳):約600万円(年収)
監査法人のシニア(30歳):約800万円(年収)

一般企業の管理職(40~50代):約800万円(年収)
監査法人のマネージャー(30~40代):約800~1000万円(年収)
(参照元:en world

こちらのデータをまとめて、各役職において1年でどのくらい給料に差が生まれるかといいますと、以下の通りになります。

1年で生まれる年収の差

新人の時には、1年で約120万円の差。
シニアの時には、1年で約200万円の差。
マネージャーの時には、1年で約200万円の差。

このデータでも分かるように、USCPAを活かして仕事に就けば、予備校に払った分はすぐに回収できることが分かるかと思います。

実際、私の周りでもUSCPAを活かして働いている人は多いです。

会計だけでなく、金融、税務、法務など多岐に渡って世界で活躍されている人がいます。

USCPA(英語+会計)のスキルを身につければ、格段にグローバル人材として活躍できる可能性が上がります。

✔教育訓練給付金

また、今回紹介したどの資格スクールも教育訓練給付金の利用が可能です。

教育訓練給付金を利用すると、入学金および受講料を対象に最大10万円支給されます。

働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。
また、初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する方で、受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たす方が、訓練期間中、失業状態にある場合に訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。

教育訓練給付制度

最大10万円の支給は金銭的に大きなサポートです。

資料請求やセミナー参加は無料ですので、ぜひこの機会にお試しください。

※下の予備校名をクリックすると、各予備校のホームページへ飛ぶことができますので、そこから資料請求やセミナー参加や申し込み可能です。

記事で紹介した予備校リスト

アビタス:効率的に短期間で合格したい方向け
TAC:不安性だから圧倒的な量でカバーしたい方向け
プロアクティブ:追加単位取得なしで費用を安く抑えたい方向け
大原:Roger講師の英語講義で英語に慣れたい方向け

追伸

今回USCPA予備校4つをまとめ・比較をしてみた結果、私がおすすめする予備校はアビタスです。

アビタスをオススメする大きな理由として、

  • 多数の合格者を出したという実績を公開している。
  • 忙しい社会人でも合格できるように設計された学習プログラム。
  • 会計・ビジネスの単位取得が必要であればあるほど、お得な料金設定がされている。
アビタスに関しては、以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
>>【USCPA予備校アビタスのまとめ】