USCPA予備校アビタスのまとめ【合格者が徹底解説】

たぬき

USCPA(米国公認会計士)の予備校選びに迷ってるけど、実際アビタス(Abitus)ってどうなんだろう?
名前は見たことあるけど、よく知らないから、どんな予備校なのか知りたいです。


tanuki

確かにUSCPAのコースを提供している予備校はいくつかあるし、アビタスって予備校も見たことあるけど、調べていけばいくほど、他の予備校と比べて良いのか悪いのか分からなくなってしまいますよね。


今回はそんな悩みを解決すべく、USCPA合格者の私がリサーチしてまとめたものをご紹介します。

本記事の内容
  • アビタスとはどんな予備校?
  • アビタスが提供するUSCPAコースの特徴・内容・料金
  • アビタスの強み(メリット)
  • アビタスの弱み(デメリット)
  • アビタスを賢く利用する方法
たぬきの経歴
アメリカの大学卒業後、USCPA試験を合格
シンガポールの中堅監査法人に就職
シンガポールの別会社に転職し、現在は経理サービスを中心としたバックオフィス業務を提供
tanuki

私もUSCPAの予備校を利用して合格しました。
合格後はずっと海外で会計の仕事をしており、今も海外で仕事できているのはUSCPA合格が大きく影響しているのは間違いないです。

USCPA予備校アビタスのまとめ

USCPA予備校アビタスのまとめ

アビタスってどんな予備校?

アビタスは1995年に創立された国際資格の専門学校であり、USCPAのコースで高い実績を誇る老舗予備校になります。

専門知識がない初学者でも、仕事をしながら短期間で合格できるという教育プログラムが好評の予備校です。

アビタスの特徴・コース内容・価格

予備校名アビタス
受講料ライトパック:569,000円(税込)+入学金11,000円
フルパック:768,500円(税込)+入学金11,000円
教材教材:オリジナル教材(日本語ベース)
問題集:AICPAリリース問題(過去問)
※AICPA=米国公認会計士協会
無料・無償提供・教材(テキスト(電子版も含む)・問題集・eラーニング・Web問題集)
・直前対策講座
・模擬試験(日本語解説)
・過去問
・教室講義への参加
・受講生専用サイト
・手続き・学習カウンセリング
・自習室・PCブースの利用
講義回数67回
講義時間188時間
質問回数・メール質問無制限
・土日どちらかに約2時間の質問教室あり
サポート期間受講サポート5年(無料)
受験資格取得プログラムあり(単位取得)カリフォルニア州立大学イーストベイ校との提携
会計:29単位
ビジネス:24単位

値段:コース受講料に含まれます。ただし、追加単位取得は1科目あたり24,200円
フルパック:最大53単位まで含まれる
ライトパック:約15単位まで含まれる
単位認定試験の受験場所・Web
・アビタスの校内(新宿、大阪)、自宅
その他サポート・USCPAライセンス取得サポート
・転職支援サービス
支払方法・クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners)
・現金
・銀行振込
・学費ローン
一般教育訓練給付制度利用可能(入学金および受講料を対象に最大10万円支給)
割引制度・紹介割引
・アビタス受講生割
・同時入会割引
・学生割引
・他校学習経験者割引
・資格割引(会計士・税理士・中小企業診断士・日商簿記・BATIC・CIA・CISA・IFRS・CFEのいずれかひとつが適用できます。)
・単位既取得者割引
実績合格者数4337名(2021年2月)
アビタスが提供するUSCPAコースまとめ
参照:アビタスのWebサイト

プログラム内容

アビタスにはライトパックとフルパックの2つのプログラムがありますが、金額と内容が異なるので、改めて以下の表でまとめてみました。

ライトパックフルパック
プログラム内容eラーニング+通学が可能eラーニング+通学が可能
プログラム金額569,000円(税込)768,500円(税込)
プログラムの金額に含まれる単位試験科目6科目(会計またはビジネス約15単位分)19科目(会計29単位+ビジネス24単位)
どんな方向け?会計やビジネス単位をお持ちの方
(例えば、商学部・経済学部・経営学部・会計系大学院修士取得者)
会計やビジネス単位をお持ちでない方
(例えば、文学部・法学部・理工学部)
アビタスのライトパック・フルパックまとめ
ライトパック、フルパックのどちらが合っているか迷うことがあると思います。

ですが、アビタスでは具体的に「会計やビジネス単位を持っているかどうか」をもとにプログラムを分けているので、単純明快で選びやすいです。

アビタスの強み・メリット

①無駄を省いた教材

アビタスの最大の特徴でもあるのが、最短9ヶ月で合格レベルに達することができる無駄を省いたオリジナル教材です。

アビタスのオリジナル教材を使って学習した結果、1000時間で全試験をカバーできるというプログラムになります。

USCPAの試験範囲は非常に広いので、全てを網羅しようとすると、時間がいくらあっても足りません。

アビタスの教材は必要最低限の期間で合格できるようにカスタマイズされているので、忙しいビジネスパーソンでも学習が継続できるようになっているのは魅力的です。

②充実したサポート

アビタスには、以下のような充実したサポートがあります。

  • 合格者によるマンツーマンのカウンセリング
  • 合格者体験談や懇親会
  • 出願手続きサポート
  • USCPAライセンスの取得サポート
  • 転職サポート
転職やライセンス取得サポートもあるので、受講中だけでなく、合格後にも様々なサポートを受けることが可能です。

さらに、アビタスは外資系企業、大手企業、大手監査法人との強いコネクションがあるため、転職サポートの質はかなり高めです。

また、都合により学習が長引いてしまっても、5年間の無料再受講のサポートがついているので安心です。

③満足度の高い講義

USCPAライセンスを保有する実務家が講師を担当されているので、実際の実務経験にもとづいた知識の使い方も解説してくれます。

また、受講生による匿名の評価(5段階)によると、平均4.7となっており、非常に満足度が高い講義だということが分かります。

④使いやすいテキスト・問題集

アビタスの講義は1コマが10分ほどで複数区切られているので、スキマ時間の学習が可能になっています。

まとまった時間を学習にとれない場合には、このスキマ時間の学習が合否にとても影響します。

長い講義を見るのって相当エネルギーがいりますよね。

ですが、アビタスの講義は細切れになっていることで、うまく精神的なカベを取り除いていると思います。

⑤自宅で受験可能な単位試験

アビタスはカリフォルニア州立大学イーストベイ校と提携し、USCPA受験に必要な単位をとれるプログラムを提供しています。

最終的に単位をとるには、単位認定試験を受けるのですが、この単位認定試験はアビタス校内(新宿・大阪)以外にも、自宅のPCでいつでも受験可能です。

自宅で受験する場合、わざわざ指定の受験会場に行く必要がないので、無駄な交通費や移動時間の節約にもなります。

さらに、

  • 単位認定の問題はアビタスの問題集から同じ問題が出る。
  • 試験時間1時間で4択の選択問題が30問。
  • 基本的な問題ばかり。
  • 正解率50%で単位がもらえる。

ということなので、カンタンすぎるようですが、単なる通過点である単位認定試験なので、サクッと単位をゲットしてUSCPA本試験に移るほうが効率が良いですね。

⑥豊富な単位取得数

アビタスでは最大で取得可能な単位数が53単位となっており、これは他のUSCPA予備校と比べると最も多いです。

あなたが追加単位の取得が必要な場合、アビタスの受講料は単位取得込の料金となっているので、かなりお得です。

さらに、万が一、単位認定試験で不合格になっても、アビタスの入会から2年以内であれば、何回受けても追加費用が一切かからなりません。

アビタスの弱み・デメリット

①価格が若干高い

アビタスの受講料(フルパックコースの場合)は、他のUSCPA予備校に比べると、最も高いです。

価格重視や追加の単位取得が不要な場合には、他校のほうがコスパ的には良いかもしれません。

ですが、

  • 追加の単位取得が必要な場合、追加費用なしで最大53単位取得が可能
  • 5年間のフルサポート
のメリットを考えると、高い自己投資をしても、十分なリターンはあると思います。

また、無料説明会の参加者には割引優待があるので、それを使ってしてコストを下げることも可能です。

②問題数が少ない

アビタスではオリジナル問題集が提供されますが、1科目のMC問題(選択問題)数は平均700問ほどです。

例えば、TACはBeckerの問題集を提供しているのですが、1科目のMC問題数の平均は1600問ほどです。

問題数に約2倍ほどの差があり、「試験にむけての準備量が少ないのでは?」と思われるかもしれません。

ですが、アビタスでは過去問・模擬試験(日本語解説)が無償提供されているので、それもこなせば問題数の差はなくなるはずです。

重要なのは多くの問題数をこなすことではなく、合格することですよね。

しかも少ない労力で合格できれば、時間・エネルギー的にコスパが良く、それがアビタスの強みでもあります。

③講義は日本語だけ

試験や問題演習でのアウトプットは英語ですが、講義でのインプットは日本語です。

つまり、学んだことを「日本語→英語」に毎回転換する必要があります。

インプットが日本語なので、試験中に「英語が分からなくて問題文の意味が理解できない(T_T)」という事態が起こりえます。

ですが、ここは会計・ビジネス用語を覚えることでしっかり対応できます。

しかも、英語に慣れていない場合は、日本語での解説があるのは大きなメリットです。

「問題文がどんなビジネスシチュエーションを説明しているのか?」を日本語の解説動画で理解することで、簡単にそのシチュエーションを想像できますよね。

想像できることで一気に状況が把握・理解しやすくなります。

まずは日本語で理解→英語の用語でも学ぶ→英語の演習でアウトプットを繰り返す

という流れで十分対応できます。

④自習室の数が少ない

アビタスの校舎は東京(新宿・八重洲)と大阪の3ヶ所だけなので、自習室の利用が制限されます。

なので、

  • 自宅では勉強ができない…
  • カフェだとなんか落ち着かない…
という場合、静かな自習室を利用したいと思うでしょう。

しかし、集中できる環境は人それぞれで、私は「静かすぎる自習室の感じがなんか苦手…」という感じでした。

tanuki

私はマックでよく勉強していました。少し騒がしい中でイヤホンで音楽を聞きながら、ひたすら問題演習をすることで、集中できてました。

⑤質問メールサポート

「質問をメールで送ると、的外れな回答が返ってくることがある」というのをチラホラみかけました。

質問者が求めている答えがなかなか返ってこず、何度もやりとりが必要だったということのようです。

ですが、相談サポート・カウンセリングは充実しているとの声もありましたので、メールで納得する回答がない場合には、直接話して聞いてみるという手段もあります。

⑥Web学習ではWifi環境が必要

アビタスのeラーニングは好きな時間・場所で学習可能なので便利ですが、これはWeb学習になるので、講義はオンラインでの視聴になります。

つまり、読み込み時間・速度・容量が気になる場合は、Wifi環境が必要になるということですね。

ですが、前述したように、一つの講義が10分程度ですので、連続で色んな講義を見続けない限りは大した問題でもないと思います。

アビタスの利用方法

アビタスの利用方法
アビタスのメリット・デメリットまとめ

強み・メリット
①無駄を省いた教材
②充実したサポート
③満足度の高い講義
④使いやすいテキスト・問題集
⑤自宅で受験可能な単位試験
⑥取得できる単位数が豊富

弱み・デメリット
①価格が若干高い
②問題数が少ない
③講義は日本語だけ
④自習室の数が少ない
⑤質問メールサポート
⑥Web学習ではWifi環境が必要

「よし、もう情報は十分見たから、アビタスに入ってさっさとUSCPA目指しちゃおう!」となるのはちょっと待ってください。

いきなり予備校に入っちゃう前に、説明会で実際に情報収集したほうが良いです。

なぜなら、予備校に入って、「なんか思ったより自分には合わないかも…」と思うこともあるからです。

なので、実際に説明会に参加し、自分で体感するのが一番です。

今はWebでの説明会もあり、実際に会場に行く手間もかかりませんので、結構カンタンに説明会に参加できますよ。