人生の主導権を握るには自分自身に許可を出すこと
自分の人生のコントロール権を持つことは、自分らしい人生を創造していくプロセスを辿ることに他なりません。
自分らしく生きているかどうか。それは客観的な指標や数字で判断させるものではありません。
  • 自分が幸せなのか?
  • 人生を楽しんでいるのか?
  • 毎日充実感を覚えているのか?
  • 日々の達成感はあるのか?
  • 喜びを感じているだろうか?

自分らしく生きるというのは、このような点で判断されます。

起業家としてビジネスの最前線で活躍することに幸せを感じる人もいれば、
のんびり田舎で暮らして、のどかな毎日を過ごす日々に幸せを感じる人もいます。
これらの幸せは「物」ではなく、
自分の感情、今感じている気持ちによって決まるものです。
そのためには自分の感情にきちんと気づけることが大切です。

私たちは幼少の頃から感情よりも思考を優先するよう繰り返し教育されてきました。

「やらなきゃいけないからやる」
「やった方が自分に有利になるからやる」

こうした経験は、「感情を押し殺して思考で物事を判断する癖」を私たちの思考に刷り込ませます。
頭で考えれば幸せな状況でも、心が幸せでなければ、毎日を楽しめません。
そもそも、思考ばかりで生きていると段々と感情がわからなくなってしまいます。そうなると、

「自分が好きなことがわからない…」
「自分が何がしたいのかわからない…」

というような思考を持つ方は多いのかもしれません。
しかも性格的に真面目で優しい、いい人の多くはこのような思考を持ってしまう傾向にあります。

人に合わせたり、空気を読んだりすることが得意で、人間関係も良好。それゆえある程度は上手くいきます。
ですが、頭で考えて行動する癖がついてしまっているため、感情を置き去りにしてしまっています。

「国内旅行に行きたいけど、彼女が海外旅行に行きたいと言うならそうしよう」
「私さえ我慢すればこの場は丸く収まるのだから、それでいい」
「私が今意見を言ってしまうと、下手に空気を乱してしまう」

このように行動することは、自分の感情を抑圧していることになります。
そうしたことを繰り返していくうちに、自分の気持ちが見えなくなり、自分が本当に何をしたいのかわからなくなってしまいます。

「好きなこと、楽しいこと、ワクワクすることって何ですか?」
「最近感動したこと、大笑いしたことってどんなことですか?」
「嫌いなもの、嫌なこと、苦手なことは何ですか?」

人生のコントロール権を取り戻すうえで大切なこと。それは自分の感情を素直に感じることです。

大切なことは、ありのままの自分を認め、受け入れること

自分を否定せず、ありのままで受け入れてあげること、それを

「自己肯定感」

と言います。

ありのままの自分を肯定することが、人生のコントロール権を取り戻すことに直結します。
私たちの思考は客観的に、

どうすることが正しいのか?
どうすることがいいのか?

という問いに対する答えを常に考えています。意識的に、そして時に無意識的に。
そして、もし自分がそれに当てはまらなければ、自分を否定してしまいます(自己否定)。
自己否定が癖になってしまうと、何をしても

「今の自分なんかじゃダメだ。まだまだ不十分だ…」

という思いにとらわれるようになってしまいます。
ものすごく頑張っているのに、
周りの人はあなたを認めているのに、
あなた自身がそれを受け入れられていない状況なのです。

私たちは幼い頃から

「こうしたほうがいい」
「これが正しい」
「こういうふうにするべきだ」

といった基準にそって生きるよう求められてきました。
「普通」、「当然」、「常識」という基準。それに満たなければ自分に欠点があると考え、何とか普通になろうと頑張る。しかし、これは他人が求める基準に達しようとする他人軸での生き方になります。
学校でも苦手分野の勉強、弱点の克服に意識が向けられることも、この傾向を強める原因かもしれません。

もっとわがままになってもいい

自分のことを理解し、受け入れる力ができあがってくると、
自分に合うこと、合わないことの判断がつきやすくなります。
自分が間違っているわけではなく、単に自分に合わないだけなんだ、と気づくようになります。

もし、今毎日を楽しめていない、つまらない、苦しいと感じている方は、本来の自分を否定し、自分でない何者かになろうとしているのかもしれません。

感情をなくして、何かを為すだけであれば、コンピュータや機械に任せておけばいいのです。
自身の感情、感覚を素直に感じれるようになることが、人生のコントロール権を持った生き方になります。

自分らしい家族のあり方とは?

人生のコントロール権を取り戻すうえで、仕事だけが重要な要素ではありません。
パートナーシップや家族もとても大切な要素です。

あなたにとって最高のパートナーシップとはどのようなものでしょうか?

そして、
あなたが人生のコントロール権を手にしているとき、パートナーや家族とはどんな関係を築いているでしょうか?

多くの人は、幸せで温かい家族を築くイメージを持つと思います。
人生のコントロール権はあなたの一番近くにいる家族にとってもライフワークの実現は不可欠です。
お互いが自分らしい人生を生きていくと必ずその接点となる「二人にとって自分らしい人生」が描けます。

「夫が外で働き、妻が家のことをする」

というような一般的に想像される形ではないかもしれません。

でもそれでもいいと思います。
重要なのは常に「自分らしさ」です。
自分らしさを追求していくと、その答えは意外に簡単に見つかるものなのかもしれません。

やりたいことをやってもいいんです

こう言われると、
「やりたいようにやってもいいんですか?大丈夫なんですか?」
と思われる方が多いかもしれません。

「上手くやりなさい」
「空気を読み、乱さない」
「迷惑をかけない」

こんなことを周囲から言われ続けられた人にとっては特に、不安や戸惑いを覚えることでしょう。
このように行動の基準が自分ではなく他人にある人は、他人軸で生きている状態です。

このような状態に陥ってしまった時、とても重要なことが
「やりたいことをやってもいい」と自分に許可を出すことです。

試しに次の言葉を口に出してみてください。

「私はやりたいことだけをやって生きていく。そうしてもいいんだ」

どうでしょうか?あなたの心はどんな反応を出しましたか?
もし、ワクワクしたり、力強さを感じたのであれば、人生のコントロール権を取り戻す準備が出来ているということです。

しかし、心がざわついたり、セリフを口にするのに抵抗があったのであれば、
まだ人生のコントロール権を取り戻す許可を自分に出せていない状態というわけです。

そのような状態で、好きなことややりたいことを探したとしても、
無意識のうちに

「周りの人が喜ぶこと」
「迷惑をかけないこと」

に目を向けてしまいます。

もしくは、無理やりにでも探そうとしてしまうため、
自分が本当にやりたいことよりも、自分ができることや得意なことに意識を向けてしまうかもしれません。

ですが、そのような自分を否定する必要はないのです。
まずは、自分の感情をありのままに受け止めて、根気強く対話をしていくことが大切ですね。