
あまりの忙しさに1日があっという間に終わってしまったということを経験したことはありますでしょうか?
仕事が忙しすぎてオフィスで仕事をしていたある日、ふと窓の外を見てみるともう日が沈んでいて、一日があっという間に終わってしまっていた、というような。
一日忙しく過ごし、仕事をしていた感覚はあるけれども、何をしていたっけ?というな感じたことはありませんか?
または、
- 他人からの頼み事を、気が進まないのに引き受けてばかり。自分の本当にやりたいことはやれているのだろうか?
- 友達に勧められたから何となく飲み会に来てみたものの、本当に来る必要があったのだろうか?家で一人でゆっくり読書をしていたほうが楽しめたのではないだろうか?
などと考えたことはないでしょうか?
人の一生は有限。いつかは終わりが来る
人生には死というエンディングがあり、それは誰にでも訪れます。
ブロニー・ウェアというオーストラリアのホスピス職員は、最期を迎える患者たちの世話をする仕事を10年間してきたのですが、どの患者も以下のように同じ後悔の言葉を口にしていたとのことでした。
- あんなに働きすぎなければよかった。
- 友人と連絡を取りつづければよかった。
- もっと幸せを求めればよかった。
- 勇気を出して、ほんとうの自分を表現すればよかった。
- 他人の期待に応えるのではなく、自分の夢を追求すればよかった。
死ぬ間際に思う後悔が、一般的にこの5つに集約されるのであれば、これらが自分自身にも当てはまる可能性は十分にあり得ます。
では、後悔をしないよう自分で決めた自分の人生を生きるには、どうしたらいいのでしょうか?
自分の人生を生きるということ
自分で決めるということは責任を負うことになりますので、精神的に負担がかかることだってあります。責任を取ることが怖い時だってあると思います。
時には周りの目が気になって、自分がしたいように行動できない時だってあると思います。
ですが、ここで一度考えてみてください。
他人に従って生きるというのは、人生のコントローラーを他人に握らせているようなものであり、自分でプレイすることはできません。
これがゲームであれば、自分のキャラを他人がプレイしているのを横で観ているようなことになります。
他人に従った時よりも、自分で決定して良い結果に繋った時のほうが何十倍も嬉しいですし、失敗した時でも自分で決定したことであれば納得できる場合が多いと思います。
とはいえ、いざ思い切った決断をしたり、大きく変わろうと決意をしても、人間は急激に大きく変化することはできません。
ホメオスタシス(恒常性)といい、環境を一定の状態に保ち続けようとする傾向が働きます。また、新しい習慣を身につけるのには約21日かかると言います。
自分の人生を取り戻す方法とは?
では、他人の人生を歩いてしまっていると感じた人はどのように人生のコントロール権を取り戻したら良いのでしょうか?
それは、少しずつでも良いから、決定のプロセスを変えていくことです。
何か小さな、些細なことを自分で決定するクセをつけていくことが最終的に自分の人生のコントロール権を取り戻すきっかけになります。
いきなり大きく変えようとすると、どうしても失敗した時の恐怖や不安が出てきたりします。ですが、小さな変化ですと効果も小さいですが、失敗した時のダメージも少ないです。
もし今モヤモヤしているものが心にあったり、自分の人生が現状のままでいいのだろうかと疑問に思うことがあれば、それは心が出しているシグナルなのだと思います。
今日という日は、残りの人生の最初の日である
チャールズ・ディードリッヒ
まとめ
人生の終わりを意識する
自分の人生は自分でコントロールできるよう努める
些細な変化を起こす
人生で何かを始めることに遅いということはなく、思い立ったその瞬間から自分の人生を変えることはできます。
まずは難しく考えず、小さな変化(ベイビーステップ)を起こすことが大切です。
お昼ごはんに何食べるか、今日は外出するかどうか、などという日常の小さなことから始めることが大事です。何事も成し遂げるには初めの小さな一歩が必要です。
今回はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。