
他の人がやっている方法が必ずしも自分に合うものではない、ということはいっぱいあります。
人と同じことをしてより優れた功績を目指すより、自分らしいやり方で人と違う事を成し遂げたほうが、「自分の人生を生きている!」という感じがします。
上手くいっている人を手本として、徹底的にパクる(TTP)ことは大切ですが、自分に合わないやり方なのであれば、自分なりに工夫することも出来ます。
「必ずしも全く同じ道を辿らないといけない」
というわけではないです。
自分の好きなものや、やりたいことを組み合わせて、自分なりの方法を編みだすというのは難しいですが、
あなたという人はこの世に一人しかいないので、ネットや本にあなた独自のやり方を見つけることはできません。
目次
そのやり方、あなたに合っているのでしょうか?
「このやり方は自分に合っているのだろうか?」
「自己肯定感」
ということになります。
例え、できないことがあったとしても、
「それが自分だ」
と受け入れて、認めることです。
もしもできない自分を受け入れず、否定し、自分に合わないやり方で続けていき、「出来ない」を繰り返していくことは自分を傷つけることになるでしょう。
好き嫌いを認めてあげること
感情では「やりたくない」、「やる気が出ない」と思っていても、「しなきゃ」と思い、何とか体を動かす。
「頭では分かっているけど、できない(したくない)」ということを欠点のように感じ、自分の感情を抑え込み、思考でコントロールしようとします。
一般的に「えーっ!?」と思われてしまうような状況でも、本人がそれを幸せだと感じていれば幸せということです。
これは感じ方は人それぞれだから、幸せの形も人それぞれだということですね。
そして、人生のコントロール権を取り戻していくとき、あなたの好きなこと、嫌いなことが大きなヒントになります。
エネルギーを注ぐべき対象は、好きなこと、やりたいことへ
好きなことを好きと認めることができたら、どれくらいその好きなことにエネルギーを注ぐことができるのかが重要になります。
- 好きなゲームをプレイしだしたら止まらず、ついつい夜遅くまでプレイしたり、
- 読書が好きな方であれば、何時間も本を読み続けたり、
- 釣りが好きな方は、朝早くから釣りに出かけ、気づいたら夕方になっていたり、
私たちは好きなことであれば、長時間に渡り集中し、没頭することができます。しかも没頭できている時間は周りの目は気になりませんし、楽しいです。
好きなことや楽しいことにエネルギーを向けるということは、私たちの心を元気にしてくれることに繋がります。
今の自分にとって最高のものを自分自身に与えることも、人生のコントロール権を取り戻すうえで大切なことです。
例えば、
「ホテルの部屋ではゆっくり過ごしたいから、広めの部屋を選びたい」
または
「お風呂にゆっくり浸かりたいけど、あとは寝るだけだから寝室は狭めでもいい」
などは個人の好みですね。誰が正しいとかではなく、それぞれが自分にとっての最高を自身に与えるということです。
ですが、ついついお金、時間、人の目を気にして妥協した選択をしてしまっている時はないでしょうか?
上ではホテルの例を出しましたが、身近なところから自分の好きなもので埋め尽くしていくことから始めると、実行しやすいと思います。
今できることをやればいい
「自分にはできないこと」にエネルギーを向け、そしてそれができていない自分を責めてしまうという悪循環を招いてしまったり…
実際、私たちは「自分にはどうすることもできないこと」に目を向けてしまうことが少なくありません。
告白をして、相手が自分を選んでくれるかどうかは、相手が決めることであり、相手の代わりに自分が決める、なんてことはできないですよね?
確かに「できないこと」というのはたくさんありますが、一方で「できること」も色々あります。
告白の答えは相手に委ねるしかありませんが、
それよりも体を鍛えたり、ファッションを気にしたりと、相手の判断に関係なく自分磨きはできることです。
できないことにエネルギーを注ぐのではなく、できることに取り組むその積み重ねが人生のコントロール権を取り戻す一歩になります。
人に頼る、お願いする大切さ
自立して頑張っている人に限って、人に頼ったり、お願いすることができなかったりします。私もそういう経験あります。
ですが、このように考えてしまうのは、自分を信頼できていない状態なのです。
自分ができること、できないことの線引きがきちんとできていれば、より良い結果を生むために「できないことを誰かに託す」方が本来は効率的です。
しかし、自分を信頼できていない(自己肯定感が低い)と、誰かにお願いすることが自分を否定されることのように感じてしまいます。
「助けてください」
「お願いします」
これらの言葉がスムーズに出すことに抵抗を感じるとしたら、あなたは必要以上の荷物を背負っている可能性があります。そして、それは自己肯定感がまだまだ低く、自分を信頼しきれていない証拠。
自分を信頼できないから、周りも信頼することができないということになってしまいます。
自分ができないことや苦手なことは、それを得意とする人に任せることで、お互いWin-Winの関係になります。任せた分空いた時間はどんどん好きなことに集中することができるようになり、どんどん楽になります。
誰があなたのキャラクターを操作しているのか?
自己肯定感の低さから、自分がやりたいことができない理由を誰かに押し付けてしまうことはよくあります。
例えば、
独立したいと考えている人が、
「今の会社が必要としてくれる」
「子供がまだ小さくてこれからお金がかかる」
「妻が独立にあまり賛成してくれない」
などの理由で独立を躊躇している場合、
やりたいことができない理由を他人のせいにしているように感じますね?
こういう理由が出てきてしまう場合、その人の思考や行動の基準は「他人軸」にあります。
人生のコントローラーを他人に握らせ、他人に操られている状態です。
何かに挑戦したい時、他人が反対するからと諦めてしまうのならば、その程度のモチベーションしかなかったと思うのです。
「それは本当にあなたがやりたいことなのか?」
それはあなたがその時、口にした言葉を分析してみれば、すぐに分かります。
あなたが生きている人生の主人公はあなたのはずです。
誰かにキャラクターを渡して、隣でゲームをプレイしているのを見ているだけでは、つまらないと思います。
「あなたの人生の主人公はあなた」であることの意識でいることは自分らしい人生を作り上げるための大事な基本となります。
「どうするべきか?」ではなく、「どうしたいか?」と問いかける
「どうするべきか?」という質問は、周りを意識した問いかけです。周りを納得させるために、喜んでもらうために、「どうするべきか?」
一方、「どうしたいか?」という問いかけは、自分の意志に問いかける質問です。自分のために「どうしたいのか?」
例えば、望まない結果になったとして、どちらの問いかけのほうが後悔が残るのか?という質問はより自分軸に沿った答えを出すための手助けになりますね。
「自分はどうしたいか?」
何かを選択する時に、常に自分に問いかけたい質問です。