敷かれたレールの先にあるものとは?他人の人生を歩む危険性

誰かに敷かれたレールの上を1ミリもはみ出さずに歩むと、他人の人生を生きる「兵隊」が完成します。
その兵隊とは自分で思考する能力を持ち合わせない兵隊です。


良い学校へ行き、良い会社へ就職し、休みなく40年以上働き、老後は年金生活。という、誰かが作った大衆向けのロードマップ。

世間一般的には、大学3年時に周りと同じように就活を始め、卒業するとまず就職するのが普通とされています。そして大勢の人が、誰かが敷いたレールに何の疑いもなくそのまま乗ろうします。


なぜ多くの人が、他人に敷かれたレールを歩むことになるのか?


それは、「そのレールが一番安全で、一生生活していける」と幼い頃から教育を受けてきたからなのです。

また、人間は、自分がやっていることが大多数の人たちと同じ場合、安心感を覚えます。
人間というのは他の人たちと同じようになろうとする性質があるようです。これは人間には集団帰属欲という欲求が備わっているからです。

何らかの集団に属していたいという欲求が満たされることにより、安心感を覚えるということですね。

ですが、今この記事を読んでいるあなたは、今あなたが歩んでいる人生に違和感を覚えたからこのページに辿り着いたのかもしれません。



あなたが決めなければ、他人に全て決められてしまうので、自分の人生を生きることはできないのですね。
つまりあなたが、

「自分はこう生きていきたい!」

と揺るぎない覚悟で決意しなければ、他人にあなたの人生を全部決められてしまうということです。
しかも常に意識をしておかないと、油断するとすぐにあなたの周りが勝手に干渉してこようとします。


あなたが「これ、いいな」と思ったものでも、
周りの人は「こっちのほうがいい」と言っているのを聞くと、自分の意向を無視してそちらを優先してしまう、
周りのみんながそうしているから、自分もそうしよう、と決めてしまう、

なんてことはありませんか?


学校、仕事、家庭のことで、我々の日常はなにかと忙しいです。

「自分らしさって何だろう?」
「1年後自分はどうなっていたい?」

と、じっくり考える暇さえ与えられないのが当たり前の時代です。
その毎日の忙しさにより、徐々に自分らしさ、自分で考える能力を奪われていくことで、自分の人生を自分で決めるという当たり前のことを忘れていってしまうのです。

いや、「忘れさせられている」という表現のほうが正しいかもしれません。



他人の思考に沿って生きると、自分の本音を常にしまい込むことになり、自分の本当の気持ちとズレが出てくるので、どうしても生きづらくなります。

自分のやりたいことに素直に従って行動するよりも、他人の言動が気になったり、意見が気になったりする。

結果的に、人に合わせてしまう、ということになるのですが、
やはりそれだと自分の意向を全く優先できていないので、疲れてしまいます。


他にも、

例えば、本当はやりたくない仕事を頼まれて仕方なくやっている時、あなたは本当はやりたくないと感じているはずなのに、その感情に蓋をして無理やり身体を動かしているのです。

やりたくなければ、やらなくてもいいのに頭の中で「断ったら仕事に支障が出てしまう…」と考え、あなたの心の叫びを無理やりかき消している状態です。


あなた自身の本当の気持ち、価値観が出てくる時は、あなたが直面している現状から何とか脱したいと心から願った時だったりもします。

他人の人生を生きようとしていませんか?

他人の人生を生きると、自分の中の欠乏感が強くなってしまいます。

どうしてそんなことが起きるのか?

それは、なれない誰かの人生を生きようとしているからです。


結局のところ、あなたはあなた自身にしかなれず、あなたの人生を歩んだほうがいいのに、
「何者か」にインストールされた考えをもとに行動してしまうので、本当のあなたと現状にズレが出てしまう。

結果的に、
「やる気が出ない」
「モチベーションが上がらない」
という状態に陥ってしまいます。

しまいには、そんな自分を責めてしまい、うつ状態になってしまう人も多くいます。
そして病院で出された薬なしでは生きていけない人間になってしまう…

あまりにも多くの人たちが、他人の夢や他人の行動と自らを比較することによって、
他人の人生観や考え方、一般常識という見えない鎖に縛られながら、自分の本来の良さ、本質を出せずに苦しんでいます。

自信がない人ほど、すごい人に強く惹かれ、すごい人が語る夢を追いかけてしまう。結果、現実に直面し、夢に向かえない自分と直面したときにがっかりしてしまう。

その失望感は、

「どうせ自分はできない人間だ…」
「自分は何をやってもダメな人間なんだ…」

という自己認識が強くなっていってしまう。


他人の人生を歩もうとし、他人の夢に向かってしまったがために抱いてしまう諦め、失望感。まだ本当の意味で、何にも挑戦していないというのに、非常に悲しいことです。
結果的に、また他人の夢を追ったり、他人の人生を歩もうとしてしまい、抜け出せなくなるという悪循環に陥ってしまう。

結局、多くの人が他人の夢を追おうとし、他人の人生を歩もうとしていることになります。

我々は、他の人たちと同じようになろうとして、自分自身の4分の3を喪失してしまう。

アルトゥル・ショーペンハウアー(ドイツの哲学者)

あなたの人生の主役は、やはりあなたなのです

あなたではない誰かの夢を追う人生というのは、あなたがこの先ずっとあなた自身ではない誰かになろうとして生きることになります。

たった一度の人生を他人の人生を歩むことで終えるなんて、もったいないと思いませんか?

どうせならあなたの人生を自分でコントロールし、人生を自由にデザインするほうが楽しいはずです。

誰かの夢を追うことを止め、あなたが人生の主役になり、しっかりと舵をとり、人生をコントロールする力を身につけると、何にも縛られず自由になることができます。

ゲームのモブキャラは、コントローラーで操作することはできません。
プレイをするのであれば、誰だって主人公のように自由に動き回りプレイしたほうが楽しいと思います。
(モブキャラとは、背景キャラ、主要キャラではないその他大勢のキャラのこと。分からない方がいらっしゃれば、すみません。笑)


他人の人生を歩もうとし、諦め、また他の人の夢を追おうとする。これを繰り返しながら、人生の大切な時間を他人になろうとして過ごしてしまう。

ですが、しょせん「他人の人生」は他人のものであり、あなたではないのです。
極論を言うと、他人の夢、他人の人生は、あなたの人生とは何の関係もないのです。

このことをしっかりと心に刻んでおくことが、あなたの人生を生きるために重要になってきます。
なぜなら、あなたの人生とは、あなたの考えで、あなたの足で歩むことができるからです。歩きながらあなたの人生で見える景色を、あなたの感性で楽しむことができます。



そして、あなたが人生の主役であり、何にも縛られず自由になるためには、
やはり「自分の力でお金を稼ぐ能力」を身につける必要があります。

自分の力でお金を稼ぐ能力があれば、他人の夢を追う必要もなく、自立し自由に生きることができますね。

誰かが作ったマニュアル通りに生きる必要はないのです。
自由に生きることを押し付けるわけではないのですが、他にも人生の選択肢があることに気づくと、生きることが今より楽しくなるかもしれません。

自分の運命は自分でコントロールすべきだ。さもないと、誰かにコントロールされてしまう。

ジャック・ウェルチ(米国の経営者)