内向型が理解されない理由を解説【重要:1対1を極める】

たぬき

自分は一人で家で過ごすことが好きな内向型なんだけど、「人と一緒にいるほうが楽しくない?」「寂しくないの?」とよく聞かれる。
理解されない場合が多いけど、周りの人に合わせて外向的になったほうがいいのかな?


tanuki

私も以前「家で一人でいるのは寂しくないし、楽しいよ」と答えると、「理解できない」と言われたことがありました(^_^;)


ですが、実際に一人家で過ごすことが好きですし、一人の時間を持てるおかげで色々考え事もできるし、心の休まりを感じます。

この記事では、内向型が理解されない理由と理解されるための解決策を解説しています。

本記事の内容は以下の通りです。

本記事の内容
  • 内向型が理解されない理由
  • 内向型が誤解されるパターン5選
  • 内向型を理解してもらうための戦略3選

tanuki

今回ご紹介する内容は、実際に私が体験し、実践している方法です。
なので、周りに内向型のことを理解してもらえないと悩んでいるのであれば、ぜひ参考にしてみてください(^^)


簡単に私の経歴を紹介すると以下の通りです。

運営者たぬきの経歴
アメリカの大学卒業後、USCPA試験を合格
シンガポールの中堅監査法人に就職
シンガポールの別会社に転職し、現在は経理中心のバックオフィス業務
毎日引きこもって自宅で仕事をしてます。

内向型が理解されない理由

内向型が理解されない理由

内向型が理解されない大きな理由として、「内向型は外部からの刺激に敏感である」というのがあります。

この「外部からの刺激に敏感」というのは、HSP(Highly Sensitive Person)の特徴になります。

HSPとは、簡単にいうと、「刺激に敏感な人」のことです。

HSPの70%は内向型なので、多くの内向型はHSPの特徴である「刺激に敏感」という性質を持っています。

例えば、
  • 車や工事などの騒音の多い街
  • 大人数が参加するパーティや飲み会
  • 電話がしょっちゅう鳴り響くオフィス
これらは内向型にとって過度の刺激になることが多いです。

「過度の刺激を受ける→すぐに消耗する」とならないために、自然と内向型は刺激の大きい場面を避けるようになります。

結果的に「少人数でしかつるまなくて、静かで、シャイで、つまらない人間」という印象を周囲から持たれやすくなるのです。

HSPの特徴に関してさらに深堀りしたい場合には、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

内向型が誤解されるパターン5選

内向型が誤解されるパターン5選

内向型が誤解されるパターンとして以下5つをピックアップしました。

内向型が誤解されるパターン5選
  • 人嫌い
  • 人見知り
  • 内気(シャイ)
  • 無口
  • 孤独で寂しい
一つずつ解説していきます。

人嫌い

あまり人とつるまない内向型は人嫌いと誤解されることがあります。

なぜなら大人数と関わることは、内向型にとって刺激が大きすぎてエネルギーの消耗につながってしまうからです。

例えば、

「なにをどう話そうか?」「初対面だから失礼がないようにしないと」「誰に話しかけていいんだろう」と考えがち。

自然とこんなことを考えるので、頭の容量がだんだん減っていき、ついにはエネルギー不足になります。

なので、本当は人嫌いというわけではなく、エネルギーの消耗を減らすために人とつるまないように振る舞ってしまうというだけなのです。

人見知り

「内向型って人見知りだよね」と思われることが多いですが、必ずしもそうではありません。

前述した人嫌いの誤解と同じ理屈ですが、社交の場や初対面の人と会うのは、内向型にとっては刺激が強い場面です。

社交の場では大勢の人と触れ合い、消耗してしまいます。

さらに、初対面の人がいる場合には、初めて様々な情報を受けとるため、内向型にとっては情報の洪水にもまれることになります。

その対策として、
一時的に避難するために、他人の視界に入りにくいように部屋の隅っこに移動して、おとなしくします。

結果的に、このような行為が人見知りのように見えてしまうんですね。

内気(シャイ)

多くの人は「内向型=内気」だと思っていますが、これは誤解です。

ざっくりした定義だと、
  • 内気=気が弱く、人前ではハキハキしない。
  • 内向型=関心や興味が心の内側に向かっている。

「内向型=内気」と誤解される理由は、内向型には自分から話すタイプの人が少ないからでしょう。

なぜなら、内向型は話すことよりも、話を聞くことを得意とするからです。

なので、決して「内向型=内気」というわけではないんですね。

無口

内向型は、無駄なおしゃべりに疲れてしまうため、結果的に無口と思われがちです。

展開が早いおしゃべりでは、一瞬で色んな情報が飛び交うので、そこに参加する内向型にとっては大量のエネルギーを消耗することになります。

余計なエネルギーの消耗は、刺激に敏感な内向型にとっては死活問題なので(笑)、聞き役に徹する(無口になる)ことでエネルギー消費を抑えようとします。

内向型は話すことよりも聞くことを得意とするので、それもあって内向型が無口だと思われがちなのです。

ですが、内向型が毎回聞き役に徹して無口かというと、そうでもありません。

内向型だって好きなことに関してなら、鼻息荒くして喋りまくることだってあります。

tanuki

例えば、自分の好きな趣味について、相手も話ができる人だと分かれば、自分の話を聞いてほしくて、ついつい弾丸トークになってしまうこともしばしば(^_^;)

孤独で寂しい

一人で過ごすことが好きな内向型はしばしば孤独で寂しい人と誤解されます。

「一人で過ごすことが好き」というのは、外向型にとって理解できないことでしょう。

ですが、内向型の本人は特に独りで寂しいとも感じず、むしろ一人でいることを楽しんでいます。

もちろん内向型だってエネルギー満タンの時には、外出して人に会うことだってあります。

ですが、内向型の刺激に対する感度は高いので、余計なエネルギーの消耗を避けるために一人家で過ごすことが好きな方は多いでしょう。

繰り返しになりますが、一人で過ごすことを楽しむ内向型は多いので、必ずしも内向型が孤独で寂しいというわけではありません。

内向型を理解してもらうための戦略3選

内向型を理解してもらうための戦略3選

ここからは内向型を理解してもらうための戦略を解説します。

ですが、戦略を解説する前に以下の「ある大切なこと」を理解してもらう必要があります。

それは、

まず大前提として、「あなたが内向型なのであれば、無理に外向型になろうとしなくて良い」ということです。

瞬間的に外向型のように振る舞えると思いますが、偽りの振る舞いを続けているといずれ無理が生じます。

なので、内面であるあなたの性質が内向型なのであれば、無理に外向型であり続けようとするのはオススメしません。

※注意

中には外向型と内向型の性質をほどよく持つ「両向型」も存在するので、自分を内向的だと思っていても上手に外向的に振る舞える人もいます。

① 1対1のコミュニケーション

内向型がコミュニケーションを苦手とするとしても、1対1のコミュニケーションは割と得意とする場合が多いです。

1対1のコミュニケーションは、目の前にいる相手からの会話のボールを受け、それを投げ返すことで成り立ちます。

多数とのコミュニケーションに比べると、会話につまったとしても考える時間をとれますし、自分のペースで話を進めることができます。

このような理由で、内向型の多くは1対1のコミュニケーションが得意です。

つまりこの戦略は、「大人数だと静かだけど、1対1だと普通に話す人」というポジションを確保する戦略ということです。

これは「多数とのコミュニケーションを一度に」よりも「1対1のコミュニケーションを積み重ねていく」というイメージです。

②相手に質問

話しが苦手な内向型は、聞き役に徹して相手に質問しましょう。

質問は何でもいいですよ。

例えば、相手が話したことに対して、
  • 〇〇ってなんですか?
  • 〇〇って、つまりXXってことですか?
  • なにがキッカケで〇〇に興味を持ったんですか?

など、基本的には5W1Hに沿って、質問すればOK。

tanuki

自分の話に興味を持って聞いてくれたら、話を聞いてくれる相手のことを悪くは思わないですよね。


なので、話すのが苦手なのであれば、質問して話を聞くだけであっても十分です。

ここで解説した「相手に質問」と、前述した「1対1のコミュニケーション」についての戦略を仕事面での活かし方について、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
»【内向型が仕事ができない3つの理由】

③イメージを定着させる

一人で過ごすことが好きな内向型はしばしば孤独で寂しい人と誤解される原因として、あなたが周囲にあなた自身の定義づけを上手くできていない可能性があります。

ちょっと分かりづらかったですね。

つまり、あなたがあなた自身のことを開示していないので、周囲は勝手なイメージで「あなたはこんな人なんだろう」と想像するということです。

例えば、一人家で過ごすのが好きな内向型は多いと思いますが、その大きな理由として、家にいると余計な刺激を受ける必要がありませんし、疲れた時はいつでも休めるからです。

毎回休日を家で過ごすと、「外出して過ごしたほうが楽しくない?」と聞かれることもあるでしょう。

そんな時に、自分を「インドアの趣味が好きな人」なのだと周囲に定着させるということです。

例えば、

あなたが海外ドラマが好きな内向型なのであれば、 「ポップコーンを食べながら海外ドラマを観るのが好きなんですよね。今〇〇というドラマを観てるんですけど、毎回先が気になる終わり方するんで、観始めたら止まらなくなっちゃうんですよ」と伝えても良いですね。

今は家でも楽しめるエンタメや趣味は多いので、それを話のネタとして使っても良いでしょう。

または、あなたが読書が好きなのであれば、最近読んだ本の話をしても良いと思います。

もし同じ話題で盛り上がれる人がいれば、前述した戦略の「1対1のコミュニケーション」につなげることもできます。

結論として、「あなたはこんな人なんだろう」と周囲から勝手に想像される前に、あなたがあなた自身のイメージを周囲に定着させることが大事です。

まとめ:内向型は無理に外向的になろうとせずとも、理解してもらえる戦略はある

まとめ:内向型は無理に外向的になろうとせずとも、理解してもらえる戦略はある

最後に本記事のまとめです。

本記事まとめ
  • 内向型が理解されないのは、「刺激に敏感」という性質が関係している。
  • 内向型は、「人嫌い、人見知り、内気(シャイ)、無口、孤独で寂しい」と誤解されやすいが、必ずしもそうではない。
  • 内向型を理解してもらうには、①1対1のコミュニケーションを徹底②質問をする③自らのイメージを定着させる
刺激に敏感で疲れやすい内向型は防御を固めて、HPを減らさないことが大切です。

内向型がムダにHPを減らさないための戦略について、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
»【内向型が疲れる原因を解説】