
こんにちは。tanukiです。
今日は内向型人間が持っている強みに関して、紹介していこうと思います。
現代社会は、コミュニケーションが上手く、活発で社交的な外向型人間が評価される時代です。反対に内向型人間の能力や成果は直接評価に繋がりにくく、あまり認められることがないかもしれません。
しかし、内向型人間は自身の強みを活かすことで、外向型人間と渡り合うコミュニケーションをとれるようになったり、独自の成功を収めることができます。
そのためには、「内向型人間が、どう外向的になれるのか?」ではなく、「どう内向性という特徴を活かすのか?」がカギとなります。
内向型人間が持つ10の強み
内向型人間の多くは自らの強みを知らず、むしろ自身を非難する傾向があるため、自分の良さを発見することができないケースが多いです。もちろん自身を厳しく管理し、理想の自分に向かうことは悪くありません。
ですが、厳しくばかりしていると欠点やできないことばかりに注意がいくようになり、自信を失うことに繋がってしまいます。
内向型人間の多くは以下の強みを持っていると言われています(「内向型人間のための人生戦略大全」より抜粋)。
- 慎重である
- 本質的なものを見出す
- 集中力がある
- 人の話を聞くことができる
- 落ち着いている
- 優れた分析力を持つ
- 自立している
- 辛抱強い
- 書くことが(話すことより)得意
- 人の気持ちがわかる
すでに自身で気づいている強みもあったかと思いますが、以下一つずつ簡単に説明していきます。
1.慎重である
相手を威圧したり、相手の意向を尊重し、理解することができます。十分考えてから行動するので、危険を避け、余計なリスクを取ることはしません。
2.本質的なものを見出す
内向型人間の多くは深いコミュニケーションを好みます。内向型人間の深いコミュニケーションとは、意味のあること、重要で的確かつ正確なことだけを話すということを指します。
3.集中力がある
内向型人間には高い集中力がありますので、1つのことを長時間取り組むことができます。内向型人間は外界からのモチベーションをあまり必要としないため、自ら高い集中力を発揮します。
4.人の話を聞くことができる
内向型人間の多くは良い聞き手です。外界の情報を多く取り込み、それらを処理するのに長け、得た情報を整理、再活用に利用します。そのため内向型人間は自問しながら能動的に他人が発した言葉の本質を見抜こうとします。
5.落ち着いている
内向型人間は、騒がしい場所にいると、神経質になったり、イライラしたり、疲労を感じたりするため、静かな時間を過ごしたり、落ち着いた環境に身を置くことを好みます。このように落ち着いた環境に身を置くことを意識している内向型人間は、周囲にも良い影響を与えます。心が落ち着いている人がいると周囲の人の心も落ち着き、穏やかな人間関係を築くことができたり、場の雰囲気を和ませることができます。
6.優れた分析力をもつ
内向型人間には常に考え事をしている人が多いです。情報を慎重に識別し、処理しているため、集中力と忍耐力を要します。この脳内プロセスのため、社交をあまり求めず、周囲と距離を置くので、内向型人間は自身の理論をもとに客観的に考え、分析力が高いということになります。
7.自立している
内向型人間はひとりでいることに苦痛を感じず、外界からの刺激を常に求めたりしません。この性格が内向型人間の自立心を支えています。自立しているとは「自由である」ことです。他人に同意を求めたりせずに、自らの責任で決断、行動することができます。
8.辛抱強い
内向型人間は目標を目指し続ける忍耐力を持っています。これは荒波にもまれる覚悟で徹底的に取り組むような意志の強さです。
偉業を成した歴史上の人物は、辛抱強く続けることができた人が多いです。
9.書くことが(話すことより)得意
内向型人間は話すより書くことによるコミュニケーションを好みます。これは書くという行為が十分考えてから言葉にできるため、内向型人間にとってうってつけの表現手段というわけなのです。相手からせかされることもないので、書くということは内向型人間がマイペースに自身を表現することができます。
10.人の気持ちがわかる
これは内向型人間が持つテクニックというわけではなく、優れた直感力を持っているということです。相手の気持ちに寄り添い、共感することができるということになります。内向型人間が高い共感力を持つ理由としては、観察力に優れ、情報を処理することが得意だからです。
まとめ
内向型人間が最初のステップは自分の強み自覚することです。
内向型人間は自分の特性を批判的に見る傾向がありますので、まずは自分の強みを見つけ、自覚することがとても大切です。
自分の弱みを失くそうとするよりも、強みの強化に励むほうが人生が楽しくなりますし、自身の才能の開花にも繋がります。
学校での勉強では苦手分野の勉強をして、まんべんなく良い点数を取れるようになったほうが良いのかもしれませんが、社会に出ると実際まんべんなく全てを良くするというのは非効率であり、成果に繋がりにくいことが多いと思います。
人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。強みに集中し、卓越した成果をあげよ。
ピーター.F.ドラッカー
大事なのは、自分が好きなことをとびきり上手にやることです。お金はその副産物にすぎません。
ウォーレン・バフェット
今日はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
“内向型人間の強みとは?外向型人間にない才能を発揮すべし” への2件のフィードバック