ネガティブな内向型が成功する秘訣【真実:変わる必要なし】

困るたぬき

ネガティブなことばかり考えるから、自分には価値がないと考えてしまう…
自分はすぐにリスクや失敗などに目が行きがちな内向型で、中々行動に移せない…
ネガティブ思考がひどくて、自分を責めてばかりなんだけど、どうしたらいいの?


こんな疑問にお答えします。

本記事を読むメリットは以下の通りです。

本記事を読むメリット
  • ネガティブ思考だからこそ成功できることがわかる
  • ネガティブで慎重すぎる内向型でも行動できるようになる
  • ネガティブ思考の内向型が自分を責めすぎないための技術が学べる

私の経歴を簡単に説明すると以下の通りです。

たぬきの経歴
アメリカの大学卒業後、USCPA試験を合格
シンガポールの中堅監査法人に就職
シンガポールの別会社に転職し、現在は経理サービスを中心としたバックオフィス業務を提供
tanuki

私もよく「行動ができない→ネガティブ思考にハマる→なんで自分はこんなにダメなんだろう…」と負のスパイラルに陥っていました。
ですが、今では内向型の強みを活かして毎日引きこもりで仕事してます。本記事ではこの悩みを解決するためのポイントをご紹介します。

ネガティブな内向型が成功する秘訣

ネガティブな内向型が成功する秘訣

いつも失敗ばかりを考えてしまうネガティブ思考を持っているというのは、言い換えると、リスクに敏感で慎重だということです。

そして、リスクに敏感で慎重になりやすいというのは内向型の強みです。

なぜなら、リスクに敏感で慎重であることは、他の人よりも失敗しにくいからです。

スピーディに何事にも挑戦するというのは響きは良いでしょうが、失敗する回数が多ければ体がいくつあっても足りません。

ビジネスにおいては単純に「失敗=お金の損失」につながるので、失敗ばかりしていると、資金がなくなり会社が潰れるということもあり得ます。

なので、リスクに敏感になり、慎重に致命的な失敗を避けることができるネガティブ思考は強みになります。

成功するための2つのルート

失敗には共通点がありますが、成功するためにはいくつものルートが存在します。

変化の激しい現代では、成功した人の方法は様々です。

ウェルズリー大学のジュリー・ノレム博士は成功しやすいタイプを以下の2つに分類しています。

成功しやすい2つのタイプ
  1. 戦略的楽観主義者:「今まで上手くいったんだから、次も大丈夫」と楽観的に考えるタイプ。失敗を恐れずに挑戦回数を重ねるため、成功率が高まる。
  2. 防衛的悲観主義者:「今までは成功したけど、次は失敗するかも」と悲観的に考えるタイプ。不安だから人よりも入念に準備するため、成功率が高まる。

楽観主義者のほうが成功しやすいイメージかもしれませんが、実際にはどちらも同じくらい社会で成功しやすいことが分かっています。

実際に楽観主義者と悲観主義者のどちらも成功できるという実験があるのでご紹介します。

ジュリー・ノレム博士が行った実験
戦略的楽観主義グループと防衛的悲観主義グループにダーツを投げてもらいました。
結果として、総合的な成績はどちらも同じくらいでしたが、成績が良かった時の条件がそれぞれ異なっていました。

条件1:ダーツを投げる前に、気分をリラックスさせるような音を聴いてもらう。
条件2:ダーツを投げてそれが当たらない場面を想像する。

条件1の場合、戦略的楽観主義グループのほうが30%ほど成績が良かった。
条件2の場合、防衛的悲観主義グループのほうが30%ほど成績が良かった。
つまり、防衛的悲観主義者はポジティブなムードだと、成績が落ちてしまうのです。

理由として、良い気分になると現状に甘んじてしまい、努力を迫る不安を失ってしまうからです。

大切なのは自分のタイプに合った戦略を選ぶこと

上の実験から分かるように、楽観主義者と悲観主義者のどちらも成功できる可能性があります。

つまり、ここで大事なのは、生まれつき備わった性質を理解して、それを上手く利用できるかどうかになります。

例えば、ポジティブ思考が良いと聞いたからといって、悲観主義者が無理にポジティブになろうとしても、無駄などころか逆効果になってしまいます。

なので、あなたがネガティブ思考でリスクや失敗にばかり考えてしまう場合でも、その性質を変えずに活かすことが成功できるカギになります。

防衛的悲観主義を上手く活かす3つの方法

単にネガティブ思考だから良いのかというと、そうではありません。

ネガティブ思考の度が過ぎると、悪いことばかり考えてしまい、結果的に負のスパイラルに陥ってしまいます。何事も度が過ぎると毒です。

なので、あなたがネガティブ思考を上手く活かす防衛的悲観主義者になるための3つの方法をご紹介します。

1.無理にポジティブにならない

前述した実験結果にもありましたが、戦略的悲観主義者はリラックスなムードでは力が発揮できません。

なので、無理にリラックスしようとせず、慎重にリスクを考えるネガティブ思考のままで大丈夫です。

「最悪これが起きたら、こうしよう」と最悪の事態を想定して、入念に準備をするほうが力が発揮できます。

2.問題を抽象的に考えない

目の前の問題をただ漠然と捉えてしまうと、ぼんやりとしすぎて「どこから手をつけたらいいんだろう…失敗したらどうしよう…」とネガティブ思考が悪い方向に行ってしまいます。

なので、問題をなんとなく抽象的に考えるのではなく、具体的に考えるようにしましょう。

例えば、問題を1から順番通りではなく、分かりやすいものから考えていくのもアリです。始めてみれば、勢いがついてくるので、「中々先に進まない…」というのは防げます。

3.先延ばしに注意

防衛的悲観主義者は不安が大きくなりがちなので、問題を先延ばしにする傾向があります。

これは前述した「2.問題を抽象的に考えない」にも共通することなのですが、先延ばしの原因は漠然と不安を大きくしてしまうことです。

「問題が明確化していないから不安が大きくなる→問題が大きく見えてしまい手をつけるモチベがわかない→とりあえず一旦置く」という先延ばしのスパイラルに入ります。

なので、問題を明確化し、タスクの細部に注目して、できるところから取り掛かるようにしましょう。

ネガティブで慎重すぎる内向型が行動するための技術

ネガティブで慎重すぎる内向型が行動するための技術
慎重すぎてリスクがとれない内向型にとって、「中々行動に移せない」というのはあるあるだと思います。

理由として、リスクにばかり目が行ってしまい、漠然と失敗を恐れるがために中々行動につながらないということでしょう。

tanuki

グループLINEで仕事の報告をする時、以前の私は「上手く伝わらなかったらどうしよ…みんなに変なことを言っていると思われたらどうしよ…」とただ漠然に不安に思ってしまい、中々メッセージが送れず何時間も経ってしまうことがありました(^_^;)

ですが、実際に伝えないと仕事の経過がどうなっているのか相手は分からないままで、そこから先に進めないことが本当の問題になってしまいますよね。

慎重すぎる内向型が行動するために、以下の3つを意識してみましょう。

  1. 行動しないことで起こる最悪なシナリオを想像する
  2. 準備&考える時間を制限する
  3. 60%の完成度で良しとする
tanuki

この3つを意識することで、私は実際に行動できる頻度が上がりました


一つずつ確認していきましょう。

行動しないことで起こる最悪なシナリオを想像する

ネガティブな内向型は、行動しないことで起こる最悪なシナリオを想像することで、行動できるようになります。

もしあなたが行動しなかったことで起こりうる嫌な場面を想像してみてください。

例えば、
  • 稼げるチャンスを逃す
  • 上司、同僚、お客さんから怒られる
  • 問題がさらに面倒になる
  • 時間通り仕事が終わらない
あなたが行動しなければ、上記のどれかが起こります。それでもあなたはそのまま行動せずにいますか?

おそらく上記の問題を避けるために、何らかの行動を移すことになると思います。

これは「回避型」の目標に対するアプローチです。

前述した楽観主義者と悲観主義者の戦略にも似ていますが、やる気には「獲得型」と「回避型」の2つのタイプがあります。

やる気の2タイプ
獲得型:報酬の獲得がやる気の源。
回避型:損失を最小限に抑えるのがやる気の源。
つまり、「最悪のシナリオを想像→こんなの嫌だ。回避したい→行動する」という流れを作ることで、ネガティブな内向型でも行動に移しやすくなるという戦略です。

獲得型&回避型について詳しく知りたい場合には、以下の記事で解説していますので、どうぞ。

準備&考える時間を制限する

リスクに敏感で慎重であるがゆえに、避けるべきリスクや失敗について無制限に考えられる内向型は多いと思います。

当然ですが、これだと考えているばかりで、一向に先に進みません。

これを防ぐために、考える制限時間を設けましょう。そうすることで、考えてばかりでなく、実際に行動に移しやすくなります。

例えば、30分だけ考えられるリスクや対策を書き出す。書き出したら、あとは実行に集中する。

もちろん、作業をしている最中に他にも注意点が思いつくこともあるでしょう。

そしたら、その都度新しくメモしていけばOKです。

考えすぎて動けない内向型の問題点は行動までに時間がかかってしまうことなので、考える時間を制限し、実際に行動する頻度を増やしましょう。

60%の完成度で良しとする

完璧を目指すより、まず終わらせろ

マーク・ザッカーバーグ(facebook創業者)
これはfacebook創業者であるマーク・ザッカーバーグが言った言葉です。

現在のビジネスの世界(特にIT業界)では変化が激しいので、スピードが求められます。

いかに早くPDCAを回せるかについて議論されることも多いですよね。

中々行動できない内向型はP(計画)の段階で止まってしまうことは多々あります。

理由として、「準備が完璧にできてから動かなきゃ!」と考えているからです。

確かに、穴だらけの計画では、上手くいかないでしょう。だからといって、完璧な計画を目指そうとしても、それは不可能です。なぜなら、日々世界は変化していき、成功や失敗に関わる要素も時間とともに変わっていくからです。

なので、60%の完成度でとりあえず良しとして、後でアップデートを繰り返すほうが現実的かつ効率的です。

例えば、世に出ているオンラインゲームの多くにはエラーが普通にあります。(むしろ全くエラーのないゲームはないかもです)

エラーが発見された際にアップデートで修正する方法をとっており、別にエラーがあっても問題なく普通にプレイできています。
人命に関わることでエラーがあっては大問題ですが、多くの場合はエラーがあってもおおよそ形になっていれば問題ありません。

繰り返しになりますが、中々行動できない内向型は60%の完成度で一旦良しとすることを意識してみましょう。

ネガティブ思考の内向型が自分を救うスキル【セルフコンパッション】

ネガティブ思考の内向型が自分を救うスキル【セルフコンパッション】
ネガティブ思考にはメリットもあるのですが、度が過ぎると負のスパイラルに入ってしまいます。

やがては自分を追い込みすぎて、反芻思考(はんすうしこう)が止まらなくなってしまいます。

反芻思考とは?

自分の欠点や過去の失敗を何度も繰り返し考え続けること。

例えば、過去に自分が起こした失敗がフラッシュバックし、「なんであの時自分はあんなことをしたんだろう…」とうじうじ考え続け、次第に気分は沈み、ネガティブ思考もどんどん強くなっていきます。

これでは最終的にうつになってしまいます。

反芻思考が起こってしまうのは、自分を受け入れることができず、自己批判を繰り返してしまうことが原因です。

自分に厳しくして、能力を高め、問題を解決することができればいいのですが、全員がそんなに強い人間ではありません。

「自分にはまだ努力が足りないんだ!まだまだなんだ!」と自分を追い込んでいき、ある時点で心がポキっと折れてしまったら、最悪の場合、再起不能です。

こうなる前に自分をケアする技術として「セルフコンパッション」というものがあります。

セルフコンパッションとは、自己受容。つまり、自分を受け入れることです。

例えば、心の中でもうひとりの自分(あなたが好きなキャラでも良い)が優しくあなたを慰め、優しく受け入れるイメージです。

tanuki

(あなたの失敗を聞いて)うんうん、失敗したのは辛かったよね。でも、ちゃんと努力もできてたよ。だから今は少し休んで、また次頑張ってみよう


…という感じですね。

セルフコンパッションについては以下の記事でも解説しているので、よければご覧ください。

まとめ:ネガティブな内向型は悲観主義を上手く利用することで成功できる

まとめ:ネガティブな内向型は悲観主義を上手く利用することで成功できる

最後に本記事の内容をまとめます。

本記事のまとめ
  • ネガティブな内向型は防衛的悲観主義の戦略で成功できる
  • ネガティブで慎重すぎる内向型が行動するためには
    • 1. 行動しないことで起こる最悪なシナリオを想像しよう
    • 2. 準備&考える時間を制限しよう
    • 3. 60%の完成度で良しとしよう
  • セルフコンパッションを身につけて、ネガティブ思考を上手くコントロールしよう

仕事でネガティブな内向型が成功するには、いかに致命的な失敗をさけて仕事をこなせるかにかかっています。

仕事ができない内向型に陥らないための解決策について以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
»【仕事ができない内向型にならないための解決策】