内向型とHSPに合った仕事とは?【苦手は避けるのが正解】
困るたぬき

普通に仕事してただけなのに、ドッと疲れる…みんなどうしてそんな元気なの?会社には人が多いし、周りに気を使いすぎて、しんどい…なんか会社に馴染めていない気がする…今の仕事は向いてないのかも…

今回は、内向型&HSPが持つこんな悩みについて解説していきます。

内向型、HSPを活かすキャリアを得る方法として、本記事では以下をご紹介します。

本記事の内容
  • 内向型、HSPの得意、苦手を徹底理解。得意で勝負し、苦手は徹底的に避けてOK。
  • 内向型、HSPに合っている仕事環境を整える方法。
  • 内向型、HSPが仕事を続けるためのポイント。
  • 内向型、HSPに合う職業、適職探しのポイント。

今回は、以下2つの著書を参考に解説していきます。

また、内向型である私の経験則も踏まえて解説していきます。

私の簡単な経歴は以下の通りです。

私の経歴
アメリカの大学卒業後、USCPA試験を合格
シンガポールの中堅監査法人に就職
シンガポールの別会社に転職し、現在は経理中心のバックオフィス業務
毎日引きこもって自宅で仕事をしてます。
HSPの70%は内向型のため、HSPと内向型の両方に関して解説していきます。

1.内向型、HSPの得意とする分野で戦う

内向型、HSPの得意とする分野で戦う

ここでは仕事で役に立つであろう内向型&HSPの強みに関して紹介していきます。

内向型が持つ6つの強み

ここでは、内向型が持つ強みのうち、仕事で役に立ちそうな強みをご紹介します。

内向型の6つの強み

①本質的なものを見出す
②高い集中力
③人の話をしっかりと聞く
④優れた分析力
⑤辛抱強い(一つの作業に長時間集中して取り組める)
⑥書くことが得意(話すよりも)

上で紹介した強みを含め、合計10の内向型の強みを解説した記事が以下になりますので、詳しく知りたい場合には、ご覧ください。


HSPが持つ4つの強み

HSPが持つ強みは色々ありますが、特に仕事で発揮できそうなものは以下の4つになります。

HSPの4つの強み

①些細な違いを察知
②ゆっくりと、深く多角的に考える
③とても慎重で危機管理能力が高い
④共感力が高く、よく気がつく

一つずつ詳しく見ていきましょう。

①些細な違いを察知

HSPには、些細なことにも気づくことができる方が多いです。


理由は、HSPは敏感な神経の持ち主のため、細かい違和感や違いを察知しやすいんですね。

この繊細な違いにも気づける能力は、芸術や料理にも活かすことができます。

②ゆっくりと、深く多角的に考える

HSPは1つの物事について、色んな角度から捉えることができます。


それもあって他の人よりも、物事をじっくりと考える時間が必要になります。

HSPがじっくりと深く考える時間が必要な理由として、HSPは自発的で衝動的な人とは対極にいる気質であり、簡単には自身を刺激にさらしたくないからです。

HSPは物事をじっくりと考える時間が必要ですが、よく考えることにより、深い洞察を持つことができるのは利点です。

③とても慎重で危機管理能力が高い

口に出すか行動に出る前に、HSPは行動に移す前にじっくり観察し、考えるタイプが多いです。


これは、HSPには失敗に転じうる可能性を察知しやすいからです。

例えば、会話を始める前に、複数のパターンで相手の返答をあらかじめ想定しておいて、ある程度自分が受け答えができる状態で会話を始めるHSPは多いかと思います。

こうやって、HSPは実行する前にその状況について綿密に考えることで、失敗したり、不運に見舞われる可能性を減らそうとします。

④共感力が高く、よく気がつく

HSPは共感力が高く、相手の気持ちを察知することが上手な人が多いです。


これは、HSPは感度のよいアンテナを備えていて、周りで起きていることをはっきりと感じることができるからです。

例えば、高い共感性ゆえに、相手の気持ちに感情移入することができるので、サービス業や人をサポートするのが得意なHSPは多いはず。

気が利いて、質の高いサービスを提供できるのはHSPの強みの一つです。

他にも強みを見つける方法

ここまで内向型とHSPの強みをそれぞれ挙げてきましたが、仕事で活かせる強みはもちろん上で挙げたものだけではありません。

あなた自身がまだ分かっていない強みをさらに開拓したい場合には、「ストレングスファインダー」というツールを使ってみることもオススメです。

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

2.内向型、HSPが苦手とする分野を理解

内向型、HSPが苦手とする分野を理解

内向型が苦手とする3つのこと

内向型が苦手とすることは以下の通りです。

内向型が苦手とする3つのこと

①多くの人が関わる作業
②広く浅い人間関係
③話す場面が多い

内向型がこれら3つを苦手とする理由として、「内側に注意を向ける」という内向型の大きな特徴を上手に利用できないからです。

上の3つはどちらかというと外向型の領域なので、内向型が戦うべき分野ではありません。

内向型が苦手とする領域&内向型を活かす働き方に関して、以下の記事で詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。
»【内向型の苦手分野&内向型を活かす働き方の解説】

HSPが苦手とする3つのこと

次に、HSPが苦手とするものをご紹介します。

HSPが苦手とする3つのこと

①騒がしい環境
②ノルマ、競争
③要領の良さ、機敏さ

一つずつ詳しく見ていきましょう。

①騒がしい環境

あなたがHSPであれば、騒がしい仕事環境を避けることをオススメします。


理由は、多数の人との交流が多かったり、電話が頻繁になる環境では、HSPの神経はすり減ってしまい、仕事に対する集中力も保たないからです。

人よりも敏感なHSPにとって、以下に不要な刺激を避けるかが高いパフォーマンスを発揮する条件になります。

②ノルマ、競争

HSPは高いノルマが課せられる仕事や競争が激しい仕事は苦手です。

ただでさえ人よりも敏感さを持つHSPなので、ノルマや競争があるところでは神経がすり減ってしまい、本来の力が発揮できません。

HSPにとって、数字や成果を追いかけ続けなければならない環境はストレスが大きすぎるのです。

共感力が高いHSPにとっては、競争するライバルの事情なども考えてしまい、苦痛に感じるでしょう。

③要領の良さ、機敏さ

HSPの多くは、要領の良さや機敏さが求められる仕事が苦手です。

理由として、HSPは慎重に丁寧に処理する時間が必要だからです。

急いで仕事をしたせいでミスを起こしてしまうと、そのことを忘れるのが上手ではないHSPは多いと思います。

それどころか、そのことが鮮明に心に残り続け、しばらく感情がかき乱される場合があります。

苦手なことはやらなくていい

苦手なことは「やらない」という選択肢を取るのはアリです。


「任された仕事なんだから、ちゃんとやらなきゃ…」と考えてしまうかもしれませんが、他に上手くできる人がいるのであれば、その人にお願いしたほうが会社全体としても良いでしょう。

例えば、あなたが苦手な業務を同僚にお願いする場合、同僚が手こずっている業務をあなたが手伝ってあげればお互いにWin-Winですよね。

「得意なこと」や「できること」で貢献できれば、結果的に一番生産的な方法だと思います。

「頼み事があまり上手ではないんだけど…」とあまり自信がない場合には、以下の記事で上手に頼み事をする科学的な方法について解説していますので、ぜひご覧ください。

3.内向型、HSPに合った職場環境を理解する

内向型、HSPに合った職場環境を理解する
内向型、HSPに合った職場環境とは、上で紹介した内向型&HSPの苦手なことに極力遭わずに済む環境のことです。


苦手な状況に陥らなければ、内向型、HSPは強みを活かし本来のパフォーマンスを発揮できます。

では、「内向型とHSPが苦手なことに遭わないような環境」とはどんな環境なのか?

それは、苦手な環境をもとに考えてみると、以下のように考えられると思います。

内向型&HSPが苦手なこと内向型&HSPにとって最適な職場環境
①多くの人が関わる仕事①関わる人は少人数
②広く浅い人間関係②仕事で関わる人は毎回ほぼ固定
③話す場面が多い③無駄な会話が少ない
④騒がしい環境④静かな環境
⑤ノルマや競争がある⑤ノルマや競争がない
⑥要領の良さ、機敏さが求められる⑥仕事のスケジュールが毎回決まっている

この表はあくまでも参考ですが、いかがでしょうか?

「苦手なこと」をひっくり返して考えてみると、それが最適解にたどり着くヒントになるかと思います。

4.内向型、HSPに合った仕事を紹介

内向型、HSPに合った仕事を紹介

次に、内向型&HSPに合う仕事をご紹介します。

内向型&HSPに合う仕事
  • 自然や動物に関わる仕事
  • 正確さが必要な仕事
  • クリエイティブな仕事

一つずつ詳しく解説していきます。

自然や動物に関わる仕事

内向型&HSPの共感力の高さは、自然や動物に関わる仕事に向いています。

これは、周りに敏感がゆえに、普通は見逃すような植物や動物のサインでも気づく能力があるからです。

自然や動物に関わる職種例
  • トリマー
  • 農業
  • ガーデンデザイナー
  • ペットシッター

そもそも人間関係が苦手だったりする場合には、自然や動物と触れ合えるのは最適の職場になるでしょう。

正確さが必要な仕事

内向型&HSPにとって、正確さや精密さが必要な仕事は適しています。

理由として、細かいところにまで気を配ることができ、かつ細かい作業の積み重ねを苦に思わず、淡々と丁寧にこなすことができるからです。

正確さが必要な職種例
  • 会計士
  • 経理
  • ITエンジニア
  • プログラマー

これらはリモートワークも可能な職種なので、仕事の環境を自分が好きなように整えることができますし、在宅ワークだと自分のペースで無理なく働くことができます。

クリエイティブな仕事

高い感受性と黙々と作業に取り組める集中力を持つ内向型&HSPには、クリエイティブな仕事も向いています。

クリエイティブな職種例
  • 動画編集・制作者
  • デザイナー
  • ライター
  • イラストレーター
「クリエイティブ」と聞くと、芸術家やアーティストを想像するかもしれません。

ですが、現代ではITが発達したおかげで、ネット上でクリエイターとして活躍できる場が増えてきています。

今やパソコンやスマホがあれば、SNSで作品を広めたり、動画を編集してアップロードなどできるので、クリエイティブな仕事をするハードルは以前よりだいぶ低くなっています。

『内向型が稼げる適職に就くための条件と具体的な職業リスト』に関して以下の記事で解説していますので、よければご覧ください。
»【内向型が稼げる適職に就くための条件】

5.内向型、HSPが無理なく仕事を続けるためのポイント

内向型、HSPが無理なく仕事を続けるためのポイント

内向型&HSPが無理なく仕事を続けるためには、以下のことを意識することをオススメします。

無理なく仕事を続けるためのポイント
  • 回復する機会を作る
  • 自分には優しく
  • 苦手な人から離れる

回復する機会を作る

内向型&HSPには刺激に敏感な方が多いですが、無理に刺激に強くなろうとしてはいけません。

なぜなら、「刺激に敏感」というのは生理学的なことであり、強くなろうと思って簡単にできることではないからです。

むしろ無理をしてしまい、余計疲れてしまう自分に嫌気を覚え、負のループに入ってしまう可能性があります。

そこで大事なのは、回復できる機会を増やすことです。


具体的な回復方法
  • 一人になれる場所を見つける
  • 昼寝をする
  • 植物に触れる
外界とシャットアウトし、自分を休める機会を設けることで、少しですがエネルギーを回復できます。

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私は家で仕事しているということもあり、キツい時は昼寝したり、一人で散歩したり、運動したりして、リフレッシュすることで自分自身を回復するようにしています。


とはいえ、普通は仕事中にそんなに簡単に休んでばかりはいられないと思うので、まずは自分なりの小さな休憩ポイントを見つけることから始めましょう。

自分には優しく

内向型&HSPの中には、小さなミスをいつまでも引きずったり、必要以上に自分自身に厳しくしてしまう人が多いです。

なぜなら、人よりも考えすぎるがために、些細な失敗でも、「相手に迷惑をかけてしまった…」と自分を責めてしまう傾向があるからです。

自分に厳しくしすぎてないか以下のことを考えてみてください。

あなた自身に問いかけてみてください
  • 必要以上にハードルを上げすぎてませんか?
  • 失敗ばかりに注意を向けていませんか?
  • ミスをしない人なんてこの世にいるのでしょうか?
自分に厳しくしすぎるのを防ぐテクニックとして、「セルフコンパッション」というものがあります。

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セルフコンパッションとは、簡単にいうと「自分への思いやり」です。
あなたがあなた自身に優しく寄り添ってあげるイメージです。

このセルフコンパッションができるようになると、ネガティブに傾きやすい心のバランスがとれるようになります。

セルフコンパッションの詳しい内容は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

苦手な人から離れる

周りに苦手な人がいる場合には、物理的に距離をとりましょう。


なぜなら、内向型&HSPには、ただでさえ些細な言動にも気づくような敏感な人が多いので、苦手な人にまで気を遣うべきではありません。

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私自身、家族や親しい友人の大切さに気づいてから、「そもそも自分の人生には、苦手な人に割いている時間はない」と思い、苦手な人とは積極的に距離を置くようになりました

そもそも全ての人から良く思ってもらうことはできないので、苦手な人にまで無理に好かれようとする必要はありません。

職場でどうしても苦手な人と距離をとることができないのであれば、転職を検討するのも一つの手段です。

6.内向型、HSPの適職探しのポイントを解説

内向型、HSPの適職探しのポイントを解説

希望や条件を紙に書き出してみる

あなたが仕事に対して抱いている希望や条件を紙に書き出してまとめてみましょう。

なぜなら、一度紙に書き出してみることで、思考を外に出し、客観的に分析できるからです。

※注意点

ポイントは、ためらわず何でも書き出してみることです。

「これは別に書き出さなくてもいいかな…」と思って書き出さないことがあると、頭の整理が上手くできず、結局自分がどうしたいのかを客観的に確認することができません。

思考を全てアウトプットする作業だと思って、一度頭にあるものは全て書き出してみましょう。

あなたをよく知る第三者からアドバイスをもらう

ここまで自分自身について色々考えたとしても、意外と自分のことがまだ分かっていない場合があります。

なので、あなたをよく知る友人や家族から客観的なアドバイスをもらうことで、あなた自身でも気づかなかった長所が発見できることもあります。

tanuki

私の例なのですが、「何か作業を行う前にリサーチをして、準備をしておく」ということが、友人に指摘されるまでは自分の強みだとは気づきませんでした。

自分は毎回当たり前にやることだったので、そんなことが強みになるとすら思っていなかったのです。

客観的に自分の特徴を把握するためにも、第三者からの意見は貴重です。

転職のプロに相談

迷ったら、転職エージェントに相談してみてもいいと思います。

転職エージェントは、あなたの悩みや希望をもとに最適な提案をしてくれる転職のプロです。

例えば、物件のことであれば、不動産に相談するのと同じで、転職のことであれば、転職エージェントに相談するのも効果的な方法です。

tanuki

転職エージェントへの相談は無料なので、有効活用するのも選択の一つですね。

転職活動をするのであれば、利用して間違いない転職エージェントをご紹介しておきます。

オススメ転職エージェント

まとめ::内向型とHSPの特徴を理解し、適職に就いて自分を活かそう【苦手からは逃げてもOK】

本記事の内容をまとめます。

まとめ
  • 内向型&HSPの得意分野、苦手分野を理解し、得意を徹底的に活かせるようにしましょう。苦手分野はやらなくて大丈夫です。
  • 仕事環境の影響は大きいので、内向型&HSPに最適な仕事環境を整えましょう。
  • 内向型&HSPが仕事を続けるために意識することは、①休憩を作る②自分に優しく③苦手な人からは距離を置く。
  • 内向型&HSPに合う職業の特徴は、①自然と動物②正確さ③クリエイティブ。
  • あなたの性格に合う適職を探すには、プロである転職エージェントに相談するのはオススメな方法。
最後に、今回オススメする本をご紹介します。

 

内向型やHSPに関してもっと詳しく知りたい場合には、ぜひご覧ください。

✔オススメの本