

内向型についてもっと知りたいんだけど、何か参考にできるような本はないかな?
内向的な性格を活かすのに参考にしたいです。

今回はこのような疑問にお答えしていきます。
本記事で紹介している本を読めば、内向型が感じたことがある社会からの疎外感や集団への苦手意識、周りとの違和感の正体などに気づくことができるはずです。
目次
【厳選バイブル】内向型にオススメ11冊を紹介
内向型にオススメ本①:内向型を強みにする
こんなスローペースなわたしでも、ぼちぼち歩きつづけて、最終的にはやりたかったことの大部分を成し遂げることができた。自分のかかえる不可解な矛盾はすべて説明がつくのだとわかるまでには、何年もかかった。わたしはごく正常な内向型人間だったのだ。そうとわかったときは、どんなにほっとしたことか!
内向型を強みにする

内向型について網羅的に知りたいなら、まずはじめに読むべき一冊としてオススメです。
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内向型にオススメ本②:内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法
私たちはアメリカを外向型人間の国家として見ている。だが、それは必ずしも真実ではない。どの研究を見ても、アメリカの三分の一から二分の一は内向型である。言い換えれば、あなたの周囲の人々のうち二、三人にひとりは内向型なのだ。
内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法

多くの人は「アメリカ人=外向的」と思うかもしれませんが、実際は内向型も多いんだよーと気づかされる一冊です。成功した内向型がどんな行動をとっていたのかについて、色んな人物例を挙げて解説されています。
内向型にオススメ本③:敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント
自分とは異なるタイプの人の特徴を知ることで、この世界にこんな多様な考え方や生き方があるとも気づかされますし、そして何より、他の人が自分と別の反応を示すのは、相手や自分に問題があるからではないということもわかるはずです。
敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント
相手とあなたはたんにタイプが違うだけ。どちらもそのままでいていいのです。

一日に使える自分のエネルギーが限られているのは重々承知しているので、いかに無駄なエネルギーを使わないで済むか?を考える際に、本書の「過度な刺激から自分を守る方法」や「不快なコミュケーションを回避する」の章が参考になりました。
内向型にオススメ本④:内向型人間のための人生戦略大全
「内向型人間」が周囲にもたらすものは確実さと安定です。保守的に聞こえるかもしれません。でも「内向型人間」が安全と規律を守り、辛抱強く綿密にものごとを分析してくれるからこそ「外向型人間」が刺激を求めて危険をおかそうとしても大ごとにならずにすむのです。
内向型人間のための人生戦略大全

本書では、内向型がもっている可能性が高い10コの強みが紹介されているので、内向型の強みがまだはっきりと分からない方にオススメです。
内向型にオススメ本⑤:内向型のままでも成功できる仕事術
自分にとって成功とは何かとあらためて考えた時に、はっと気づいたことがある。昔は「メディア界の大物」になりたかった。でも今は、はるか向こうを目指したりはしない。「いつか」ではなく「今日」を見るのだ。わたしにとって、引きこもりの起業家という選択がそれだった。ヨガパンツをはいて仕事することよ、と冗談半分で説明しているが。
内向型のままでも成功できる仕事術
「内向型のままでも成功できる仕事術」は、内向型らしい体験談を交えながら、内向型が仕事や自身のビジネスをどうやって成功させるかについて解説されている本です。

内向型の筆者自身が事業をやっているということもあり、起業やフリーランスを考えている内向型にとって「どうやって自分のビジネスを成功させるか?」について書かれている有益な一冊です。
内向型にオススメ本⑥:スピリチュアルズ
近年の脳科学や進化心理学、進化生物学、行動遺伝学などの急速な進歩によって脳=こころの秘密が徐々に明らかになり、いまや「新しいパラダイム」の心理学が登場しつつある。この「驚くべき理論」は人間についての理解を根本的に書き換え、もしかしたらあなたの人生を変えてしまうかもしれない。
スピリチュアルズ
それをひと言でいうならば、「わたしもあなたも、たった”8つの要素”でできている」になる。

本書にある「PART3 外向的/内向的」の章で内向性について解説されています。個人的に面白かった発見は、一般的には内向型=内気(シャイ)だと思われがちですが、実際にはそうとは限らず、内気に関係しているのはビッグ・ファイブの「神経症傾向」なんですよーとのこと。内向型だけに限らず性格についてまるっと学べる一冊です。
内向型にオススメ本⑦:自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義
たしかに、ビッグファイブのパーソナリティ特性のスコアは、あなたの幸福度や目標達成を深く結びついています。あなたのパーソナリティ特性には遺伝的な影響もあり、長期的にあまり変化しません。しかしそれは、よりよく生きるために自分を変えようとする努力が、無意味なものになることを意味しているわけではありません。
自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義
「自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義」は、100%内向型とか100%外向型というような固定的なパーソナリティなどなく、自分にとって大切な行動のためならパーソナリティの枠をも超えることができるんだよーと勇気づけてくれる一冊です。どうやってパーソナリティの枠を超えることができるのかについても解説されています。

この本の著者であるブライアン・リトル教授はもともと極端に内向的な性格らしいのですが、大学の講義では典型的な外向型のように振る舞えるそうです。そんなゴリゴリの内向型である教授が外向型のように行動できる理由として本書で紹介されているのが「自由特性理論」になります。自由特性理論を学んで、自分の殻を破りたいと考えている方にオススメの一冊です。
内向型にオススメ本⑧:実は、内向的な人間です
誰かに構うということは、相手が嫌がるかもしれないというリスクを抱えることでもあり、したがって勇気のいることだ。気持ちに敏感な内向型人間は、相手を窮屈にさせるリスクを侵してまで点数を稼ぐよりは、減点にならないよう気を付けることで満足する。相手に自分の本音や魅力を伝えるのは、あとからゆっくりやればいい。
実は、内向的な人間です

内向型の筆者が体験した色んなエピソードが紹介されているのですが、どれも共感できることばかりで、癒やしのひと時を求めている内向型にはオススメです。わたしのお気に入りは「内向的な人たちの野望」というエピソードです。
内向型にオススメ本⑨:まんが人物伝 チャールズ・シュルツ

好きなことを突き詰めていったら、アメリカ中で愛されるまんがが誕生したストーリー。自分が心からやりたいことに一点集中して、好きなまんがを描いて一生を終えた内向型のロールモデルとなる人物です。
内向型にオススメ本⑩:SINGLE TASK 一点集中術
スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士は「人間はじつのところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへとすばやく切り替えているだけである」と、説明している。
SINGLE TASK 一点集中術
こうした行動をつづけているとマルチタスクをしているような気分になるものの、現実には、脳は一度に2つ以上のことに集中できない。そのうえ、注意をあちこちに向けていると、効率が落ちる。

スマホやチャットアプリの普及により、つねにアクセス可能であることを求められる現代で、いかに日々多くの業務をこなし、生産性を保つかが重要です。そしてそれを可能にできるのは本書で紹介されているシングルタスクになります。
内向型にオススメ本⑪:「静かな人」の戦略書
内向型の人は、アイデアや野心をもっていないわけではなく、夢を追うのにいちいち騒がないだけだ。
「静かな人」の戦略書
本書は、私が十数年来、さまざまな職場で培ってきた知恵と経験をまとめたものだ。
「口数は少なくても、誰もが耳を傾ける」ような、自分の意見をきちんと主張するための実践的な方法をお伝えしたいと思っている。

内向型が考える短所が、実は使い方によって長所になる可能性があることを教えてくれるのが本書。内向型の強みをまだ活かしきれていない人にとっては勇気づけられる一冊です。
まとめ
社会では外向型・内向型のどちらか一方だけが必要というわけではなく、両方が必要です。ロケットのような馬力で一瞬にして飛んでいってしまう外向型を羨ましいと思うかもしれませんが、内向型にも外向型にはないすばらしい特性があります。
大事なのは、内向型の特性を理解したうえで、その特性を活かす意識を持つことです。
内向型にしかないせっかくの特性も、その活かし方がわからないことには先に進むことができないので、興味がある方は今回紹介した本をぜひ手にとってみてください。