頼まれ事を断るのが苦手なあなたへ。罪悪感を感じる必要はない

こんにちは。tanukiです。

突然ですが、

「ちょっとお願いごとがあるんですけど、今忙しいですよね?^^;」
「緊急なので、ほんの少しだけ手伝ってもらってもいいですか?」
などと言われ、

「内容的に、できれば引き受けたくないな」
「あまり興味を惹かれないな」
「自分の仕事や他にもやらなきゃいけないことで、すでにスケジュールがいっぱいだ」

などと思っていたとしても、結局引き受けることになってしまった経験はありませんか?
特に面と向かって頼まれると断れない…

頼まれごとを引き受けた以上はちゃんとやらなければいけないと思い、急いで処理しようと思うが、その間にも新しくやらなきゃいけない事が増えていき、パンク状態になる。

結果的に、自分の能力が及ばないから、自分の効率が悪いから、と自己嫌悪のスパイラルに入ってしまう…

人間はお互いに協力して生きる本能に従って、助けたい、力になりたいという気持ちを起こさせます。もちろん困っている人を助けたいという気持ちはとても大切で素晴らしいものです。

しかし、自分を犠牲にしてまで他者を助けるというのは、自分を傷つける行為になってしまいます。

この記事では、世界の色んなところに蔓延る障害から自分を守り、人生のコントロール権を取り戻す「断る」ことに関して紹介していきます。

なぜ断れないのか?

断ることができない主な理由として以下のことが挙げられます。

  • 断ることで相手の気分を害してしまうと思っている
  • 相手への義理があって断れない
  • 「出来ない」と言えない
  • 断ることは悪いことだと思っている
  • 相手をがっかりさせたくない(相手の喜ぶ顔が見たい)

これらには「自他の境界線」「自己肯定感」が深く関わってきます。

「相手の気分を害してしまうかも」、「相手への義理があって断れない」と思ってしまうのは、相手との力関係や相手への義理によって、自分と相手の境界線が不明確になっているのが原因です。相手に自分の領域を侵害させてしまっている状態になります。

「出来ないと言えない」、「断ることは悪いことだと思っている」、「相手をがっかりさせたくない」というのは、「頼まれごとを引き受けない自分、出来ない自分でも大丈夫」と自分を受け入れていないことが原因です。

断らなかった先にあるもの

他人を助けることは、「人の役に立てた!」、「存在価値が認められた!」と一時的に満足するできるかもしれません。

しかし段々と、

  • 自分の心身ともに大きな負担がかかってしまう
  • イライラしてしまい、周囲に当たってしまう
  • ストレスがかかり、ミスが増え周囲に迷惑をかけてしまう

というようなことが増えていき、恨みがましい気持ちが少しずつ蓄積し、自分や周りの人が嫌いになっていきます。

自分よりも他人のニーズを優先し続けることにより、さらなる自己嫌悪に陥るという負の連鎖にハマってしまうことに繋がります。

断るのが苦手な方のための断り方

自分なりの断り方が確立されていない方は、以下の方法を参考にすることをオススメします。

小さなことから断る

いきなり人からの頼みごとを断ることが苦手な方は、まずは小さなことを断ることから練習しましょう。

街なかでのティッシュやチラシ、お店で追加オススメされたものなどは良い練習機会かもしれません。自分が必要ないと判断したら、断りましょう。小さな積み重ねが断ることへの抵抗を減らしていきます。 

返答はすぐにしなくてもいい

相手からの頼まれごとはすぐにその場で返答する必要はありません。

断れない人の特徴として、口頭で聞かれるとその場の流れで断れないということがあります。なので、電話や対面で頼みごとや誘いを受けた場合は、一旦確認してから返事をしますとその場から一旦退くこと。

「ちょっと考えてから、返事します」
「予定を確認してから、折り返しします」

などと答え、返答までのタイムラグを作りましょう。

ただし、この方法には注意点があります。返答までの時間をかけすぎると、どんどん断りづらくなります。考えた上で頼みごとを受けないと決めたら、できるだけ早い段階で返答するようにしましょう。

メッセージで断る

面と向かって断るよりも抵抗感が薄れるので、面と向かって言いづらい場合はメッセージでのお断りもアリです。

断る際の注意点

これから断る練習をしていこうと思った方は、以下の注意点も覚えておくと役に立つと思います。

簡潔に伝える

断る際に、理由を長々と伝える必要はありません。むしろ長々と理由を説明されると相手はきっと良い思いをしないでしょう。

相手を傷つけない形で断る

断る際には、相手のことを思いやった表現で断るようにすれば、平和に断れます。

忙しい時に頼みごとなんかされると、

「今の状況を見たら今余裕がないのは分かりませんか?」

などと、相手を攻撃したような表現をしてしまうかもしれませんが、

「ごめんなさい、今は余裕がなくて手伝うことができないんです…」

と、「自分側の問題で引き受けることができないんです」という伝え方であれば、相手も不快に思いにくいです。

断る時に相手が納得する理由を言わなくてもいい

なんとなくというのが理由で断る場合、「外せない用事があって」などと言ってもいいかもしれませんが、基本的には断る理由を伝える必要はないです。

自分のなんとなくの感覚を大切にすることは大事です。明確な理由がないと断ってはいけないということはないのです。

まとめ

断れない原因に、あやふやな自他の境界線、低い自己肯定感がある
断らない人生の先には、自己嫌悪が待っている
自分なりの上手な断り方を身につけることで、人生のコントロール権を取り戻す

自分のキャパ的に無理だとか、やりたくないと感じたのであれば、それは断ってもいいのです。断るという行為は失礼な事ではないし、悪い行為でもありません。何かを頼まれた時、それを引き受ける権利と断る権利の両方が与えられます。

罪悪感なく断れる自分のパターンを増やしていくことで、不必要な頼まれごとを自分の人生から排除し、本当にやりたいこと、楽しいことに集中できる時間が取れるようになります。

ちなみに、今回は「頼まれごと」の断り方を紹介しましたが、気の乗らないお誘いを断る際にも応用可能です。

本日はここまでとなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。