失敗するのが怖くて動けないあなたへ。恐れる理由と解決策

「失敗したら、周りに迷惑をかけてしまう。。。」
「失敗してしまうと、これまで築き上げてきた信頼関係が崩れてしまう。。。」
「失敗したら、みんなになんて思われてしまうだろう。。。」

挑戦することが大事だと分かっていても、「失敗するのが怖い」と感じた人は多いと思います。

一度大きな失敗をすると、失敗が怖くなってしまい、当たり前にできていた業務も怖いと感じることだってあるでしょう。

失敗を過度に恐れてしまうがゆえに、挑戦することができず、チャンスを逃すことに繋がることもあります。

どうすれば失敗するのが怖い気持ちを和らげることができるのでしょうか?

そもそもなんで失敗を怖がってしまうの?

人間は未知のものに恐怖します。分からないこと、情報がないことに対して、想像が膨らんでしまい恐怖を覚えてしまうんですね。

それは失敗した後何が起こるのか分かっていない、または想像できないから動くことができないだけで、

失敗するとしてもその結果の想像が出来たり、リカバリー出来るくらいの失敗だと分かっていれば、不必要に恐れず行動できるチャンスが増えます。

ではどうやって失敗する可能性があっても、それを乗り越えて進むことができるのか?

それは失敗を予測し、起こさせないように準備、または起こる事前に解決策を用意しておくのがカギとなります。

先に失敗を疑似体験してしまう

この考え方の根幹となるのが、プレモータムシンキング、または死亡前死因分析というものです。

こちらは米国心理学者のゲーリー・クラインが唱えた手法となり、行動経済学の知見に基づいた考え方となります。 「プレモータム」とは医学界の用語で、検死や遺体解剖といった死亡後の分析を意味する「ポストモータム」の反対語で、死亡前の分析を意味します。

つまり、この考え方は事業やプロジェクトなどの何かアクションを起こす前に、失敗を事前にリアルにイメージし、失敗の要因を検討、対策を施すことによって、失敗を防ぐ。結果的に成功に導くということになります。

具体的な4つのステップ

プレモータムシンキングの根幹となる考え方は、「失敗(ゴール)から逆算してスタートに戻っていき、計画を立てること」です。

では、実際にどのように使っていけばいいのでしょうか?

ステップ1:失敗したゴールをイメージ

できるだけ具体的に、鮮明に失敗をイメージすることがコツとなります。

そんな場面を想像もしたくないかと思いますが、プレモータムシンキングではとても大切なステップとなります。

例えば、思いつく失敗例として、

「プレゼン前日になって、プレゼンの完成度が低すぎて慌てる」
「お客様に説明する時にすらすらと言葉が出てこない」「強面の上司から叱責される」
「発表の途中で頭が真っ白になり、言葉に詰まる。何を話しているのか分からなくなる」

などと、これまでの苦い失敗の思い出や一番経験したくないことを感情を交えて思いつくままにノートに書き上げていく。

誰もが直面したことがある夏休みの宿題を例として想定してみると分かりやすいかもしれません。

ステップ2:思いついた失敗の原因や問題点を挙げる。

失敗に至るまでのプロセスを時系列に沿って想像し、潜んでいる原因や問題点をあぶり出すことがコツです。

例:課題の1週間前、3日前、前日とチェックポイントを設けて、失敗の原因となりそうなことを一つ一つ挙げていく。

ステップ3:対策と新しい/代替の実行プランの用意。

次に、失敗の原因や問題点を防ぐ対策、もしくは代替案を用意します。

Aという失敗が起きそうな場合、先回りしてその失敗が起きないように根回ししておいたり、Aが起きた場合は代わりのBプランで進めるという風に意識しておく、など。

ステップ4:想定した失敗の可能性とそれの対策をもとに遂行していく。

あとは計画した通りに実行していくのみです。進行具合を確認しながら遂行していくことにより、計画が寄り道に逸れることを防ぐことができるでしょう。

まとめ

情報不足が失敗の恐怖の原因
失敗を先に疑似体験してしまうことで、恐怖を和らげる
4つのステップで失敗を防ぐ
1.失敗したゴールを具体的にイメージ。
2.思いついた失敗の原因や問題点の列挙。
3.対策と新しい/代替の実行プランを用意。
4.想定した失敗の可能性と対策をもとに遂行。

先に失敗を想定、疑似体験しておくことで、挑戦に対する精神的ハードルを下げ、失敗する可能性を減らすことができます。例え失敗したとしても代替案を考えておくことにより、「失敗したってどうにかなるんだ」という心構えを持てることはとても心強いですよね。

失敗を取り除けば、成功しかありません。とてもシンプルです。失敗にわざわざ向かって行く人なんて、いないと思います。

あいまいな考えのまま、不運な人生をおくりたいみなさんへ、最後の処方です。私が若い頃に聞いたある田舎者の話を紹介しますが、それには従わないでください。その田舎者はこう言ったのです。「どこで死ぬのかわかったら、そこには絶対行かないよ」。

チャーリー・マンガー( ウォーレン・バフェットが会長を務める投資持株会社バークシャー・ハサウェイの副会長)

今回はここまでとなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。